第2話 ギフトを選ぼう!
「じゃあギフト選びにいくよ、んーどれどれ君の今持ってるポイントは480ポイントだね。
平均が300くらいだから優秀な方かな?
選び方は僕が君にあったものを選んでしまうかそれとも君自身で自分にあったものを探すかだけどどっちがいい?
この場合僕に質問とかは受け付けるから安心してね」
(480ってギフト選びにどのくらいかかるかまだ分からないから微妙だけど平均より大きいならとりあえずよかった。
選び方か、アルテミス様に選んでもらうのが無難っぽいしこれからの人生を左右するものだから確実にいかないといけないのは分かってるけどここは自分で選びたいです)
「じゃあ君自身で選んでいいよ。
こういうのは他の人に選ばれたものじゃなくて自分で選んだほうがいい場合もあるからその選択でいいと思うよ。
次にポイントの振り方の説明に入らせてもらうよ。
基本的にはスキル1つ取るのに10ポイントが必要で、今君の持ってるポイントは480だから単純計算でいくと48個のスキルを取れることになるね」
(えっ48個ってすごく多くないか?でもそんなに甘くはないよな)
「よく分かってるね。もちろんそんなに甘くないよ。
スキル1つと言ってもLv1の状態だから素人に毛が生えたくらいって思ってもらっていいよ。
つまりこれを48個取っても器用貧乏に終わるからあまり意味はないかな。
それに例外もあるからね。例外は魔法関連のスキルのことだよ。
魔法関連のスキルに関してはLv1の状態を取るのに20のポイントを必要とするから気をつけてね。
じゃあLv2にするにはどうしたらいいのかって話になるよね?
それは簡単で初めに10必要とするスキルは次は20その次は40ってどんどん倍になっていく感じになるよ。
魔法関連のスキルの場合は20、40、80みたいにね。
次に多分まだLvの概念みたいなものがよくわかってないと思うからそれについては話すよ。
スキルのLvの上限は10でLvは大きくなるにつれて範囲が広がったり、数が増えたり、継続時間が広がったりと言った風に簡単に言えばどんどん規模が大きくなるって考えていいよ。
向こうの世界の認識で言うならLvが1だと素人に毛が生えたくらい、2で少しはできる、3でできるな、4でかなりできる、5で熟練といった感じかな。ごめんね、曖昧で。
でも中々Lvの定義って難しくて効果の範囲が大きくなるって認識してもらった方が早いんだよ。
基本的にLvが3くらいあれば無茶しなければ死なないよ。それに無駄遣いをしなければご飯が食べれない生活とかにはならないから。
このぐらいでなんとなく分かったかな?分からないことは質問でもしてね。それじゃあメニュー表を渡すからその中から好きなのを選んでね」
(なるほどね、それじゃあ基本的にLv3を持っておけばいいみたいだから大事そうなのはLv3できつそうならLv2で取っていこうかな?)
「ごめん、いい忘れてたんだけどアルテミアでも君自身のLvが1上がるごとに10貰えるから向こうでもLvはあげられるからね。
でも基本的に魔法系の新しいスキルは手に入りづらいからポイント許すならたくさん取っておくのも手だね、オススメは光魔法と水魔法だよ。回復や水って結構大事になってくるからね」
(じゃあ魔法はLv1で取っておこうか)
とここで俺はアルテミス様がくれた表を見てみた。
この表は異世界ものではありがちな空に浮かぶホログラ厶状のもので俺の目の前で浮かんでいる。
(まずは物理と魔法どっちを基本にするかだけど、基本的に一人になる可能性もあるからオールマイティになるように取っていこうかな?
武器はやっぱり異世界に行くのなら剣が無難かな?
いつかは双剣っていうのにも憧れるからここは剣術Lv3を取っておこう。
それに合わせて身体強化っていうのも必須っぽいからLv3で
はじめは片手剣と盾でいきたいから盾術も必要だからLv2で取ろう。
あとは前衛として必要なものとしたら生命探知でしょ。
これはLv×100mだからこれもLv3で欲しいな。
他には気配消去も欲しいかこれもLv3で取っておこう。
前衛としてのスキルはこのくらいにしてあとはえーとあった鑑定スキル!これも欲しい、あっでもこれはLvじゃなくて獲得になるのか、、、アルテミス様は何も言ってなかったけど。
まーいいかこれを100ポイントでとって残りのポイントは200か結構減っちゃったな。
次は魔法付きだな全部で10個取れるけどどうしようか。
ここはまず魔力量増加Lv1、魔力操作Lv1、そして詠唱破棄をポイント80を使い取得し、後はアルテミス様におすすめされた光魔法、水魔法をLv1で取りそれに加えて雷と時空魔法もLv1で取って丁度ポイントギリギリだな。
でもこれで満足のいくスキル構成になった。よしこれに決めた!)
「なるほどねー、結構バランス良く取ったもんだね。
これなら頑張れば強い部類になれるんじゃないのかな。
よし、それじゃあ異世界アルテミアに転移させるよ?
それとオマケとして向こうの世界に行くときに少し若返らせておくからね。」
(流石神様、若返らせたりもできるのか。
それじゃあそれなりに楽しい生活をするために努力は惜しまないようにしないとな。
はい!お願いします!)
「それじゃあ転移させるからね、最後に僕から君に一言アドバイスしようかな。
常に正しく、堅実であれ、そうすればきっと幸せが君に訪れるであろう」
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