第3話ー① 転生
考えた結果。
「攻撃を受けてもダメージを受けにくい、そんな能力にしてください。」
「いいですけど、かなり地味な能力を求めますね。火を出したり、電気を出したりする派手な能力じゃなくて良いのですか?」
「これでいいんです。」
俺は昔いじめられていて、怪我をして帰るといつも親が心配していた、親が心配しないように怪我がをしない丈夫な体がほしいと昔思っていたのを思い出したからだ。
それに派手な能力は周りにも被害がいく可能性が高いなど言う理由からだ。
「わかりました。それでは希望通りの能力を付与しますね。」
「お願いします。」
アナザは、呪文を唱え始めた。
「ハラヤナカサマカラリハ」
すると、俺の体が発光しそしてゆっくりと光は消えていった。
「はい。終わりましたよ。」
「俺に特殊能力が!試してみよう!」
そう言って、壁思い切り頭をぶつけてみた。
しかし、かなり痛くその場でよろけてしまった。
「なんで、能力がついたんじゃないないんですか?」
「能力は、自分が発動したい時にしか発動しませんよ。」
そんなばかなと思ったもう一度試そうとするとアナザに止められた。
「能力を試すのは、別世界に行ってからでもいいんじゃないですか?」
「確かに。」
これから行く異世界でモンスター相手に試すことにした。
これで準備が整った、いざ異世界に行こと穴に飛び込もうとした瞬間、
「待って!」
またアナザに止められた。
「今度は、なんですか?」
「最後にあなたに一言申し上げたいのです。私は、あなたが生きていたときから見ていました。あなたは、どんなときも諦めない心を持っていて、どんなときでも明るく、そして誰よりも優しい人でしたね。」
「そう言われると、少し照れますね。」
神様にそんなことを言われたので、俺は少し誇らしい気持ちになった。
「別世界に行っても、その優しさがあればきっと世界を救えます。どうか別世界でも頑張ってください。」
いわゆるアナザからの激励だった。
俺は、これから行く異世界に大きな自信希望をもってることができた。
「それじゃあ、行ってきます。色々ありがとうございました。俺頑張ります。」
そして俺は、穴に飛び込んだ。
その穴は、真っ暗でかなり下まである様子だった。
落ちながら俺は、元いた世界のことを思い出した。
元いた世界でも色々な、ことがあったけど、
これからもっと色々なことが起きるそれでも1人で頑張って行くしかないんだ。
下の方がうっすら光り始めた。出口が近い。
そして穴から出るとそこには、大きくてきれいな野原が広がっていた、ここから俺の冒険が始まる!
俺は歩き出した。
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