第2話-① 決断
「どうゆうことか説明してくれ!」
「それが人にモノを頼む態度ですか?」
冷たい表情で言われた、怒鳴れるより怖かった。
「説明してください。お願いします。」
「よろしい、では説明しましょう。そこにお座りください。」
またニコニコした表情に戻った。
俺は教会の椅子に座った。これから聞く話に、
ドキドキしながら。
女の話が始まった。
「まず、私の名前はアナザ、色々な世界の行き来を管理する神です。」
(この女の人、やっぱり神様だったのか。神様にタメ口つかちゃったよ、大丈夫かな?)
そんなことを思っていると、アナザは本題に入った。
「あなたは病気なくなりました、もうもとの世界には帰れません。けど違う世界でもと一度やり直せることができます。」
(これが最近アニメとか漫画とかで流行ってる、異世界ってやつか、あんまりアニメとかゲームとかしないからわかんないな。)
俺は、足が悪いので、足が悪くても体は動かそうと体をあまり動かさないことはやらないと決めていたので、そのあたりの情報に疎いのだ。
「その世界であなたにやってもらうことがあります。」
「やってもらうこと?」
「はい。あなたに行ってもらう世界は、私達神々の創造の神クリエが生み出した六匹のドラゴンがその世界を統治しているのです。」
「中々すごい世界ですね、元いた世界には考えられない世界だ。」
「だけど、ここ何百年ドラゴン達が人々を襲い初めています。これでは人とドラゴンが戦い、争いにになっていまいます。」
「まさか、俺のやることって!?」
俺は、なにか察知した、アナザ笑顔で答えた。
「はい。あなたには争いになる前にドラゴンを倒してもらいたのです。」
「えーーー!?」
俺はかなり驚いた。両手をバンザイしながら、今にでも椅子から倒れそうな勢いで。
「驚きすぎですよ。」
と少し笑われた感じでそうツッコミまれた。
アナザは話を続けた。
「さあ、これから異世界に転生しドラゴンを倒してくれますか?倒した暁としてどんな願いも叶えますよ。」
「どんな、願いも叶えくれるんですか!」
俺は、またかなり驚いたてしまった。
今度は、驚きすぎて椅子から倒れてしまった。
「あなたは、驚いたリアクションが面白いですね。」
またもやツッコミこまれた、アナザもかなり笑っていた。
恥ずかしさのあまり顔を赤らめた。
「もし異世界に行かなければ、虚無の世界つまり何もない世界に行ってもらいます。転生しますか?」
俺は、少し考えた。
これから違う世界に行って、ドラゴンを倒す?そんなことが自分にできのか。ろくに自分の足で立てなくて、体も弱いそう思っていた。
俺が出した決断は……
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