どんぐりのふゆじたく
kei
どんぐりのふゆじたく
じゅういちがつになりました
あきのいろにころもがえ
どんぐりたちがふゆじたくをはじめます
きのえだから
ぽとっ、ぽとっ
ひとつ、ふたつ、どんぐりがおちました
ぼうしがとれておちてしまうと
あたまがいたくなってしまいます
えーん、えーん、ないてるどんぐりもいます
おちばをふとんにしてごろんごろん
かわをぬいでごろんごろん
ねっこをだします
ほかのどんぐりにぶつからないように
にょきにょき、にょきにょき
さきにおちたどんぐりがいました
おさきにどうぞ、おさきにどうぞ
ねっこはつちのなかにはいります
つちのなかから
めがでて
ふくらんで
はながさいて
またちって
〇〇くん、〇〇ちゃんが
せいふくにそでをとおすころ
どんぐりはきになります
そのときどんぐりのことを
わすれてしまっても
どんぐりはおぼえています
またあそぼうね
どんぐりのふゆじたく kei @atukikodou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます