第19日目 珍しく特に何もない一日
昨日川本さんお家にはじめてお邪魔した。こんなこときっと前の僕ならなかっただろう。
何に関しても無関心あんまり人といることも好まないような性格だった。でも理由はよくわからないけど楠本がずっと近くにいてくれて川本さんと知り合った。
人気があることは知っていたけど好きになるとかそんな考えはなくて、色恋沙汰に関しても意識はしていなかった。それでも好きになってしまって今必死に好かれようとしている。その成果は少しでもあればいいなと思う。
なに?キャラが違うって?うるさいやい。今は考え中。ほんとに好きなのか、半端な気持ちじゃないか。
珍しく一日考えに耽った。川本さんとは朝少し話しただけだ。いつも通り本を読んでた川本さんに少しだけ。
なんかこの20日間くらい、いろいろあったな。漫画の中だけだと思ってたことが、今僕の身に起こっている。
答えは出た。あと十日、覚悟は決めた困らせやしない。楠本の件は考えない。頑張って川本さんと付き合うんだよ!
がんばるんだ冬月昴。
決意を新たに十日間、ラストスパート!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます