第十八日目 突入

川本さん、どうか大病じゃなくてくれ、、、

でも大病だったら家にはいないはず、落ち着け。僕が動揺しててどうする。


ピンポーン

「こんにちは。冬月と申します、川本翼さんにプリントを届けてくれと頼まれまして…」

ガチャ

「どうぞ~」ニコッ

お母さん?めちゃ美人ここからの遺伝か…

「し、失礼します。」

「翼なら、二階の自室に寝てるわよ~直接渡してあげて~」

へ?まぁ様子は気になるけどいいの?男子だよ?頼まなきゃいけないと思って覚悟してたのに…


コンコン

「はぁーい」

「こ、こんにちは」

「あ、冬月君じゃん。ごめんね、バドミントン倒れちゃって、でももう大丈夫だよ。緊張で過呼吸起こしただけだよ。なんでかはわからないけど、お医者さんにも似¥見てもらったから大丈夫」

「そうか、よかった。それとこれ、プリント担任から。」

「今日の分?ありがとう。明日は学校行けるから。」

「良かった。大病だったらどうしようかと…」

「ははっ、心配しすぎだよ~でも心配してくれてありがとう。」

「それじゃあ、ぼくはこれで。」

「うん!ありがとう!明日学校でね!朝待ってるよ!」

「わかった。明日早起きしなきゃ。」


明日楽しみ。川本さん元気でよかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る