第20日目 プロジェクト再始動 勝つぞ親友に

今日は朝からすごく楽しみなことがある。それは、前に約束していた川本さんからの小説のプレゼントだ!


昨日、寝る前にメッセージを受信。ロック中の画面に川本さんの名前を発見、速攻メッセージを確認したところ、

「三巻買ってきた明日早速渡すから、朝いつもの時間に学校で!」

とのこと。朝からうれしいの極み。

んー、なんか俺気持ち悪い(笑)


というわけで早寝、早起き、朝ごはんで学校に向かっている。

とか思いを巡らせていたらよし到着だぞ!


教室に向かうとすでに川本さんがいた。え?早くない?と疑問を持ちつつ

「おはよう、川本さん」

「おお!冬月君おはよう!君~いつにもまして早いねぇ?」

調子完全に戻ったようでよかった昨日何もなかったとはいえ心配だったしな。

「ははっ、やっぱ楽しみだよね、新巻って。まして、川本さんからのプレゼントなんて今日はいい日だ」

「はい。どうぞ、この前倒れた時も助けてくれてありがとう。そのお礼は別でするとして。」

「ありがとう。でも倒れた時に助けたのは僕がそうしたかったからであって、別にお礼されるようなことではないよ?」

「それでもしたいから、いいの。」

「それじゃ、ありがたく頂くとするよ。三巻楽しく読むよ。読み終わったら感想話すよ。ところで自分用のは買ったの?」

「もちろん!ほら!」

嬉しそうに掲げられる本。

「じゃあネタバレにはならないね。」

「うん。感想話し合おう!」

「おう」


こんな感じで予定がまた一つできた。嬉し。やり取りは楽し。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る