第15日目 クラスマッチチーム決め

今日はクラスマッチの三日前に当たる。なので出る競技とチームメンバーを決めなければならない。ちなみに競技はバレーボール、バスケットボール、バドミントンの三つだ。僕は唯一経験のあるバレーボールのみ出るつもりでいる。


担任が「話し合って平等に決めることー。じゃあ体育委員あとよろしく。」

と言って椅子に座って新聞を読んでいる。いつもこんな感じだけど立場上大丈夫なのかなこの人。


体育委員である坂田さんが「出たい競技の希望を取りまーすまずバスケから!」

みんな各々出たい競技で手を挙げていく。バレーは僕も合わせて十二人二チーム分でぴったりだったようだ。じゃんけんとかなさそうでよかった。


「それでは二個目の出たい競技の希望も取りまーす。」

二個目は出たくないから手は上げなくていいか。

「ちなみに一人二種目必須でーす!」

はい?そんなこと聞いてない

「まずバスケー」

始まってしまった。バスケは本当に苦手だからバドミントンを希望した。

「次にチーム決めをしますー」

バスケは人数も多くすぐに決まった。

「次バドミントン」

「まぁ二人だしダブルスだし、決めることもないか冬月君と川本さんダブルスで人チーム。完璧!」

へ?二人だけ?うれしいけど川本さんは大丈夫か?いろいろと…

川本さんを見てみるとにっこりこっちを見ていた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る