第4話完成!時×花火と仮面の行方

無事シルフの眷属との約束を果たしたアルド達。

花火師との約束でもあった打ち上げ花火の確認の報告をしに未来に在るラウラドームへと向かった。


花火師「おおっ!戻ったようだな!それで…花火はどうだった?

無事に打ち上がっていたか?」


アルド「あぁ。無事に上がっていたぞ!」


花火師「おおっ!それじゃあこの時×花火は…

ついに…ついに完成したんだな。」


ヘレナ「ええ!上手く打ち上がっていたわ。これでアナタが作りたかった物が出来たみたいね!」


花火師「ありがとな!!…合成人間の姉ちゃん。

それに…アンタ達みんなのお陰で作り上げる事が出来たよ!」


アルド「完成して良かったな!また何かあったらいつでも言ってくれ。」


花火師「あぁ、その時はまたよろしく頼むよ…。」


そう言うとアルドたちは花火師のもとを去っていく。


花火師「合成人間にも良いヤツも居るんだな…。本当にありがとな…。

そう言えばあの趣味の悪い仮面は一体どうしたんだろうな?」


花火師の家を後にしたアルド達はオーガバロンのもとへと向かっていた。


サイラス「そう言えばあの趣味の悪い仮面はどうするでござるよ?」


アルド「そうだな…一先ずバロンを探しに行こう!」


そう言うとアルド達は現代の古戦場跡に向かった。

古戦場跡でようやくオーガバロンを見つけたアルド達はバロンに礼を言う。


アルド「いたっ!!やっと見つけた!探したよ。」


バロン「 …ー!!  も、もうお前達に渡せるものは何もないぞ!!」


アルド「まあ、そう警戒しないでくれ。何も取って食べようって訳じゃあ無いんだから。お前に礼を言いに来たんだよ。だからそう警戒するなって!!なあ…?」


バロン「そうだったのか。どうだ私の作った爆弾の威力は?凄まじかっただろう?」


アルド「あぁ。おかげで無事花火が打ち上がったよ!助かったありがとう。」


バロン「ところで仮面はどうなったんだ?」



アルド「あぁ、それか…。それなら”こんな物使えない”って俺が預かっているよ。」


バロン「では仮面は私に返してくれるんだな!!」


アルド「いや、仮面は記念に貰っておくよ。」


そう言うとアルドはネコに仮面を渡すとネコが仮面をくわえて立ち去っていく。


バロン「猫にやるだとーーー!!!私の仮面を何だと思っているんだ!

許さん…許さんぞ!!」


アルド「バロン。落ち着けって!…クソっ!仕方がない…こうなったら力ずくだ!」


そう言うとオーガバロンと戦闘となりバトルが始まる。


バトルに勝利するとバロンの仮面はネコの頭装備となる。


バロン「私の…この私の仮面が猫の…猫のおもちゃなんかに…。クソっ!」


アルド「まあそんなに嘆くなって。仮面は大切に使わせて貰うよ。」


バロン「おのれ…。何処までも鬼畜な…。」


アルド「そう気を落とすなって!花火の件も仮面も凄く助かったよ。

ありがとうバロン。また何かあったらよろしくな!」


そう言い残すとアルド達はオーガバロンの前から去って行った。


バロン「…鬼だ…。アイツは絶対に鬼だ…。」




そう言うとクエストクリアとなりサブクエストが終了する。






バロンの仮面は猫の頭装備となる。

このクエストが終わると空が見えるフィールド内に花火が夏の時期や年末などに打ち上がる様になったら嬉しいです。

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花より恋愛 @omyuru

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