第四章 絶対にやっちゃいけない悪事ってのは、やっぱりあるんだよ
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昔読んだ有名な時代小説で、主人公がよく口にしていた。
「人間はいいことをしながら、悪いこともする」
なるほどな、と思う。たしかにそうだ。自分だって無意識のうちに悪いことをしてしまっているかもしれない。でも人として生きるからには、そうした日々の中で少しでも「いいこと」の割合が増えるようにしなければいけない。少なくとも自覚しているのに、わかっているのに、「悪いこと」をする奴はクズだ。特に誰かを傷つけるような奴は。
時代小説とはまったく違うけど、子どもの頃に好きだったアニメで、やはり主人公が言っていた。
「撃っていいのは、撃たれる覚悟がある奴だけだ」
そうだ。わかっていて人を傷つけるようなクズは、逆に傷つけられても文句は言えない。
いや。
本当に傷つけ返して、わからせてやるべきだ。
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