第四話 第二王子との語り合い
「さて、レイフェエマ嬢に聞きたいことがあるのだけどいいかな?」
「えぇ、大丈夫です」
(なにを質問するんだろ?)
「まずはレイフェエマ嬢のことをレイとよんでいいかい?長いと大変だからね、俺のこともルミエルでいいしタメ口でいいよ」
「わかった、私のことはレイと呼んで」
「では本題に行こうか、レイは『前世』というものを信じるかい?」
「ッ!?」
(なんでルミエルが前世のことを?もしかしてルミエルも転生者?)
「その様子だと『前世』のこと知っているんだね…単刀直入に言うよ、君は…瑠未かい?」
「!!!なんでそれを…!!」
(なんでルミエルが私の前世の名前を?!)
「やっぱり…そうなんだね……よかった…」
「よかった…?ルミエルあなたは…前世で誰だったの…?」
「武宮 匠魔…覚えてるかな?」
「…え?……よ…よかっ…よかった…」
そこで思わず泣いてしまったのはしょうがないだろう…うん
でも本当によかった…うん
<10分後>
「お、落ち着いた?」
「ごめん、もう大丈夫よ」
「あ、のさ、お、俺…瑠未…いや、レイ…レイフェエマ・ルーナテイセス嬢のことが好きだ」
「え」
「それで…その…付き合うというか婚約…してくれないだろうか?」
「わ、私もです婚約…お父様とお母様さえ許してくれるのでしたら婚約したいですわ…!」
「よ…よかったぁー」
「お父様とお母様を呼んで報告して王城に向かう準備でも致しましょうか」
「そうだな」
<15分後>
「それで…二人は両思いで婚約したいと……」
『はい』
『いいぞ(わよ)』
「え?」
「は?」
「いいんですの?」
「いいわよ~?」
『やったぁ~!』
「じゃあ報告しに王城へ行くとするか」
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ほぼ会話ですみません
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