砂漠の民

@mono_00_

遺跡に訪れる

砂嵐が吹き荒れるなかバイクを走らせる

『もう少しだ』

ようやく目的地の近くの村に到着し宿屋に行く

『こんな所に旅人とは珍しい、何しに来たんだね』『はい、この近くの遺跡を調べようと思って』『そうかい、でも深追いはしない方がいい、今はここは王の土地じゃないんだ』『はい』『まぁ今じゃあそこはただの砂に埋もれた場所だから平気だと思うが、今日は疲れたろよっくりな!』

宿の外

『見慣れないバイクだ、旅人か』

翌朝

意気揚々と遺跡に赴く

『凄い、これがゴーレムこれが動いていたのかぁ』他にも様々なものがあり見てまわる

その中で一番大きいゴーレムが砂に半分くらい埋まっているのを見つけ近寄る

『これは、』

『立派だろ』声がし驚いた丁度ゴーレムに隠れて見えなかった

『はい、あなたは?』『俺かあの村の住人さ、何かここが落ち着くからたまにくるんだ』『そうですか』

そのあと案内してもらって色々教えてもらった

『今日はもう遅い、村に一緒に帰ろう』

宿屋で別れ、次の日も朝はやくに遺跡に向かった

『今日は遺跡の内部を見てみよう』

遺跡に到着して観察を始める

『この紋章がこの王国のものなのか』

時間を忘れ遺跡を見ていた

『いけない、そろそろ帰らないと』

外を覗くとバイクの近くに人影がある、さっと身を隠し様子を伺う

『これはなんだ、探せ誰かいる』

バイクを壊されてしまった

『捕まったらやばいそうだな、バイクなしで村まで帰れるか、』

_

宿屋

『バイクがないな』宿屋の主人に聞くと朝早くに出ていったきりという

遺跡

『さすがにこれ以上隠れるのは得策じゃないな』

少し前、村。

部屋であるものが入った箱を見つめる

『お前が守りたいと思ったときに使え』

_

太陽が陰り夜が迫る

『はぁはぁ』ゴーレムの影に隠れる

『探せ近くにいるはずだ』

『終わりか』近づく気配がする

『何だ、』

バイクの音が聞こえ、誰かが飛び込んでくる

外套を脱ぎ捨てる

『あなたは!?昨日の』『あぁ宿にまだ戻ってないようで心配で様子を見にな』

よくその姿をみると見覚えのある模様がある

『それは王の紋章!?』『これかこれは前に着る予定だったんだけどな、そんなことは今はいい、逃げるぞ』

ゴーレムに手を当てる

『頼む』ゴーレムの紋章と手の装備の紋章がお互いに光だし、ゴーレムがその巨躯を砂の中から表す

敵は驚き、攻撃を仕掛けるが効き目がない

『まさか、こんな時に誤作動したのか?!、一旦引くぞ!』『は、はい』

逃げていく敵

『助かりました、何で言ってくれなかったんですか』『えっ俺は王でもなんでもないからな、でも一緒に遺跡を見て回っている内に色々思い出してな、それにゴーレムやこの遺跡に興味を持ってくれて嬉しかったんだ、だからちょっと様子をみにな』『そうですか、本当にありがとうございます』『いいんだ、こちらこそありがとう、早く帰ろう砂漠の夜は冷える』『はい』

星が輝く中バイクが砂ぼこりを起こしながら走る




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