応援コメント

第12話 灰谷は混沌の真の力を受け止める」への応援コメント


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    彩藍さんの神戸弁(?)の柔らかな雰囲気で辛辣な言い回しが堪りません…凄く好きです。
    関東弁しか使えない私には、関西の言葉は眩しいです。

    可愛らしい いけず、が分かるようになりたい(使えるようになりたい)関東人でした(笑)

    作者からの返信

    石濱ウミ様

     こんばんは、澤田啓です。

     応援コメントを賜りまして、ありがとうございます。

     関西弁はガラの悪い、下品な言語のように捉えられがちですが……笑いの中に風刺の刃を潜ませることが得意な言語でもあります。

     創作に関西弁を使う私がそんな地元愛に満ちた人間かと云えば……そんな訳もなくただ単に、標準語のみの会話を登場人物にさせ続けることが、関西ローカルでもっさり感が満載の私には苦手なだけなのです。

     追伸:『いけず』は女性(子供)が使う頻度の高い言葉で、相手の悪ふざけや意地悪な言動を嗜める・諫める・諭す・抗議する時に用いることが多い言葉ですね。
     『いけず』を使っている人は、それ程までに怒っている訳ではなく……直接に面と向かって使用する『いけず』は可愛らしい抗議の意味を持つのですが、その場に居ない第三者を指して『いけず』を用いる場合は結構な毒を含んだ陰口・悪口の類に含まれる可能性を捨てきれません。
     『いけず』と云われる対象者と使用者の信頼関係が、そのまま"可愛らしい"意味合いを持つのか"劇毒物"を込められた悪意の言葉となるかの『匙加減』になると思われます。
     この辺も、関西弁における笑いと辛辣の二面性なのでしょうね(汗)。


    2021.7.23
       澤田啓 拝

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