第3話 俺のかわいい幼馴染 曖昧
体育倉庫から全力ダッシュしてなんとか授業に間に合った俺と紗絵は授業開始のチャイムと共にクラスの注目を集めることになってしまった。
こうなるとやっぱり
「クソ!! あいつまた谷中さんと」
「罪深い、呪われろ!」
「闇の堕天使よどうか我に呪う力を」
まぁ、中二病は置いといてどうしたことかなー
「おい二人ともさっさと席に着け!」
教師に注意され大人しく席に着いた。
そして授業中もクラスの奴らから睨まれ続けた俺であった。
そういえば紗絵の奴さっきから妙に静かだな…
って!
また泣いたフリをしてやがる、ちくしょう!
完全に俺をからかう気だでもクラスの奴らは俺を睨んで来るだけだ、授業中だから手は出せない。
そしてようやく長かった1日を終えいつも通り紗絵と帰るのであった。
紗絵とは家が隣という事から小さいときから毎日
一緒にいる、だからお互いに片方が少し怒ってもすぐにどうでも良くなる。
俺と紗絵はそういう関係だった
紗絵からこんな事を言われるまでは
「ねえりょうちゃん、わ、わたし」
珍しく紗絵が噛んだ
「どうした急に?」
「わたしと付き合って!」
今度は、はっきり言われた
もう良く分かんない
妹と幼馴染どっちがいいの? ヲタ中 @mixmiku39
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