第2話 俺のかわいい幼馴染 続
こうしてクラスの男どもから間一髪逃げることに成功した俺は昼休みの間はこの体育倉庫で隠れることにした。
だってさ、あいつら俺が紗絵といると人を死んだ魚の目で凝視してきた上に俺を埋める場所の相談をしてるんだぜ、耐えられるかよ!
しかし、「紗絵には悪い事したな‥‥」
「何独り言呟いてんの?」
「へっ?」
「紗絵、お前なんでいんの?」
「りょうちゃん‥‥‥‥‥‥私が本当に泣いてると思ったの?w」
こいつ、俺をハメやがったな‥‥そして今絶対心の中で語尾に草生やしやがった
「お前少しは俺の事を考えろ!」
「あっ、やば授業始まっちゃうょ」
「おい話逸らすな!」
「ってマジでヤバい」
壁に掛けられた時計は1時48分を指していた
つまり50分から始まる授業の2分前
あれ?なんかおかしい
ここにいたはずの誰かが‥‥‥
「 紗絵がいない!! 」
「りょうちゃ〜ん授業間に合わないよ!」
一人だけ先に行っときやがってマジで‥‥‥‥
可愛すぎて怒る気がなくっちゃうだろ!
言い忘れていた様だ紗絵は俺にベッタリだが実は小悪魔的な面もあるのだ。
こうして俺は孤独なはずだった昼休みのを終えたのであった。
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