第1話 俺のかわいい幼馴染
幼馴染
それは多くの人が憧れ羨むものである。
そして俺には幼馴染が一人いる、それもSSSランク級の顔面偏差値だ。
名前は谷中紗絵と言い、自分でも言うのはなんだが正直昔から俺にベッタリなのである。それは
高校2年の現在もである。
「良いよなーお前は」
俺の前に居るのは高校に入ってから仲良くなった
相葉雄馬だ1年のときからこんな調子である。
「良いって何のことだよ?」
「はぁ〜?決まってんだろ」
「谷中さんのことしかねえわ」
そんなこと分かっていた、だってこの話は中学に入ってからはほぼ毎日全学年の男たちから言われてきた。ただそう言われるのにはもう一つ理由がある。それは紗絵が俺にベッタリだからである。
「りょーうーちゃーん〜!」といつもこんな調子
なのだ。とそう言ってるうちに‥
「りょーうーちゃーん〜!」
「おいっ!紗絵お前いつもやってくんなよ」
「えっ ごめんねりょうちゃん私そんなつもりじゃなかったのただりょうちゃんを喜ばせたくて」
やばいこいつが泣き始めると全校の奴らが黙ってない、俺に残された選択肢は
1 紗絵に謝り仲直り
2 ここから逃げる
まぁ、幼馴染に残された選択肢は一つしかないのであるここは迷わず‥‥
逃げるの一択だーーー!
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