第6話 入道雲の思い出

 最近、都内では夏になっても入道雲を見ることが亡くなりました。


でも、僕の時計は母さんが亡くなったあの夏から止まっています。


ねぇ母さん、僕のこと責めたり、甘えたり、傷つけてもいいから、もう一度夢で会えた時は朝まで抱きしめていて下さい。


 その日、一番エミリーの印象に残った内容おもい


 なぜなら、エミリー同様自死を選んだ母親にむけたまっすぐな思いの十分の一でいいからエミリーもむけて欲しかったから。


それが、両親に対してなのか彼女が微かに思慕しぼしてて、彼女エミリーの運命を嘆いて新聞記事に告発した憧れの人なのか夫婦という形だけの愛もない夫のことなのかは思考が停止して考えることを妨げている。


もちろん、思考に留まってたら、また上司の叱責テレパシーを受けるから深呼吸ひとつして、エミリーは仕事に気分をきりかえた。





 

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