1章 ~転生~(異世界転生編)
プロローグ(転生)
プロローグ【転生】
オレの名前は【イルマ】。歳は10歳だ。
ポルカ村で暮らしている普通の平民の子の3人兄弟の三男だ。
た・だ・し!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
最初は夢だと思ってた
自分は普通に仕事をして
(キツイ・給料が安い・汚いの3Kだけど)
年齢が30歳になり、今就いている仕事も慣れては今度はこのままでいいのかと将来に不安を抱いて、それでも変わることを恐れそのまま普通の日常を送る普通の日本人だ。
それがある日、気がついたら真っ白な空間にいて、何だ此処は?いつの間にこんな所に?っと思っていたら目の前にモニターがあり、そのモニターには【キャラクター・作成】と映っていた。
【作成を実行してください】
ゲームみたいだなぁ~っと思い操作すると目の前が真っ白になり目覚めると、今度は気が付くと目の前には知らない男と女がいた。
「おめでとう。元気な男の子じゃよ。」
すると隣から声が聞こえてきては産婆らしき人がいた。
その産婆らしき人は、目の前の知らない男と女にお祝いの言葉を告げる。
そして産婆から赤ん坊(自分)を受けとった女、恐らく赤ん坊(自分)の母親らしき女性が喜びの表情をみせる。
「男か!よく頑張ったぞイルミ!!」
すると男、父親らしき男性が奥さんであろう女性に労いの言葉をかける。
≪オギャア〰️(何だ?! どういうことなんだ〰️?!)≫
≪オギャア〰️(え~!?オッオレ、赤ん坊になってる~?!)≫
目の前のやり取りに混乱して頭が回ってない赤ん坊(自分)がいたが、状況は進み父親は母親から赤ん坊を両手で優しく受けとりその顔を見つめる。
「名前は【イルマ】お前の名前はイルマだ!!元気に育てよー」
父親は赤ん坊に大きな声で【イルマ】をと名付けて、状況を理解しきれていない【イルマ】は、父親の大きな声に赤ん坊の身体が反応して、泣いていたのがギャン泣きにクラスアップする。
そして、【イルマ】がギャン泣きしたことと出産後の女性の近くで大きな声を出したことで、産婆と奥さんから父親は物凄く怒られることになる。
ー出産直後の奥さんの近くで何を大きな声を出しているじゃ!ー
ーアンタ!うるさいよ!!
ーオッ俺は、たっただ、子供に名前を付けただけで……
ー声が大きいのよ!ーー声が大きいんじゃ!
ーうっ!!……ごめんなさい。……
そしてその声は部屋の外まで丸聞こえで、子供の出産の為に外にいた長男と次男も中から聞こえてきた産婆と母親の怒声に、
ーまた父さん、母さんを怒らしているよ
ー懲りないね父さんは。兄さん、父さんって確か俺達の時も同じように大きな声を出して母さんに怒られていたって聞いたことが有るんだけど?
ーそうだね。俺もそれ、聞いたことがあるよ。
長男と次男は父親の駄目具合に2人そろってため息を漏らすのだった。
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そんな出生した直後に父親が産婆と母親に怒られ、それに長男と次男が父親に呆れている中で、【イルマ】はいつのまにか異世界に
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