#31
この人は悪い人間ではない。
むしろストリング帝国とバイオニクス共和国の
ミックスはそう思うと、ブロードと戦う気持ちが
「もう、こんなことは……
「そんなの
ブロードの話を聞き、
「たしかにブロード
ジャズはゆっくりと前へ歩き出すと、ミックスの
「あたしはこの国へ来て知ったよ! 共和国の人間は
ジャズは
「お
「それは子どもの
ブロードがそういうと、止まっていた
ナノクローンの集団はジャズを
だが、手を
「決めた……。いや
ナノクローンを吹き飛ばしたのは――。
「俺はみんなが笑えあえるような、そんな終わり方にするって決めてたんだッ!」
マシーナリーウイルスにより
ミックスは萎えていた気持ちを、
彼の気持ちを変えたのは、ジャズの言葉に
自分やアミノのことを
戦う理由なんてそれだけで
じっくりと
「では、
「もう
ブロードはナノクローンの動きを止めると、ミックスに
ミックスもブロードと同じように
その
「国のために
「小僧にはわからん
「なら俺にはわからなくていいよ。
「いい
そして、その
「死なないでくれって泣いて止めている人がいるのに、それでも死のうとするなよッ!」
ミックスの拳と受けたブロードの身体が
「やはりこいつッ!?
「いけぇぇぇッ! シャドォォォーッ!」
ミックスの拳はブロードを地面へと
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