あとがき

 てんこです。短編入れて本作で五作目です。元々、コロナで残業禁止令が出たために暇になって始めた小説ですが、世の中慣れてしまうもので、もう残業もコロナ前と同レベルに戻ってます。と言うか、今春から管理職になってしまって、むしろ残業増えてます。工場長ですよ。カッコ良くないですか?と言っても、ホワイトカラーの部下がいないのでなんちゃって管理職です。雑用も自分でやらないといけないので忙しいです。そして何かあったら責任は私に来ます。でも、何故か手当て等はないです。困ったものです。


 ここ最近はそれで更新頻度が遅くなってました。だって疲れるんですもん。小説を書く気力が無くなるくらいには。でも思うんですよね。それでも、自分が本気で小説で生きたいならば書くんだろうなって。私にはそこまでの熱も、ましてや才能もないのです。


 一方で、じゃあ不幸かと言えばそうでもないです。幸せですよ。幸せなんて自分の感じ方が全てですから。それ、あなたの感想ですよねとレスバを仕掛けられても、はいそうですと答えれば勝ちです。結局、何が言いたいんだっけ……。そうそう。この小説で伝えたかったこと。


 本作はギャグで始めました。人生に目標もなく適当に生きていたって、例えば面白い作品に触れれば楽しいですし正直それで十分だと思います。主人公の蓮君もそんな感じです。でも彼は物語の終盤で、そのままでも良いのに、明らかなリスクが見えているにも関わらずロコさんのために異世界転生します。はたして皆さんは、蓮君と同じ状況に置かれたとして、彼と同じ選択を取れますか?まぁ、答えは「相手による」だと思います。逆に言えば、そういう選択を取ろうと思えるくらい好きな人がいたら、それはとても幸せなんじゃないかなってことです。


 恥ずかしながら、私、まともに恋愛したことないです。良いな、と思う相手がいても、多分自分じゃ無理だろうと言い訳して、アタックした事がないのです。それ、人生メチャクチャ損してます。もし本作を読まれている皆様がまだ結婚していないなら、是非、高望みをして、是非、撃沈する事をオススメします。もしも成功したならば、それは何もしなかった人生と比較したときに、圧倒的に幸福度が違うと思います。成功させるためには自分に不足している要素を把握してそれを改善する必要があります。仮に失敗しても、何もしない自分よりは絶対に幸せになれます。


 色々言いましたが、要は真剣に生きた方が良いってことです。私はそれが少し遅かったかなと思っていて、若干後悔しています。


 本作を読んで頂いた読者様に幸福が訪れる事を願っています。それではまた。

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異世界帰りの年上彼女 てんこ @kon-ten

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