第4話

「これより異世界異種格闘技戦第一回

大会を開催する」

円心がみんなを前に説明した。

「大会の前に塾長からひとことある

そうだから皆のもの心してきくように」

円心がうながすと、玄海がころそうと

した赤ん坊がハイハイしながらみんなの

前にあらわれた。

(ワシが無名塾塾長、林海炎である)

海炎はテレパシーでみんなに呼びかけた。

(ともかく、ルール無用。相手を殺せば

勝ち。優勝賞金はケタハズレの額を用意し

ておる。必死になって闘うように。健闘を

祈る)

海炎がみんなの前から消えた。


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