第5話

「Aグループ第一試合、弘法坂玄海V Sハーレー

アンザブレア」

無限空間で玄海とアンザブレアが対峙した。

「玄海とやら、逃げだすのなら今だよ」

「大丈夫、大丈夫。それに俺、逃げたこと

ねぇから逃げかたしらねぇんだ」

「ホザケ。いいんだな」

アンザブレアがたしかめるようにいった。

「おかまいなく」

玄海が答える。

アンザブレアがいきなり消えた。

アンザブレアは2兆4千億光年をテレポーテーションして帰ってくると、玄海のすぐ目の前に

仁王立ちした。

「なっ、なんと!」

玄海が思わず両腕をクロスさせて、顔を

防いだ。








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