第22話 占星術師


「……というわけで、昼過ぎまでは帰れなさそうだから、もしソフィアに何か言われたら上手く誤魔化しておいてほしいの」

「何が“というわけ”なの……?」


心配かけないよう、あえてにこやかに笑ってみせたのに。

鏡越しに見るトーマは今までに見たことがないレベルで怒り心頭という感じである。あ、あれー?そんなに怒る?わりと早目に連絡したんだけどなー。

いつもどちらかと言えば穏和なトーマの剣幕に、背後のアーサーがちょっと困ったみたいに笑っているのが見える。何でも今の今まで姿を消した私を捜してくれていたようなので、それについては本当に申し訳ないんだけども。



あれから、改めてラーズスヴィズと話をして、無事に魔導装飾を作ってもらえることになった後。

ニーピングルに手伝ってもらって選んだ石を渡すと、出来上がりは昼過ぎになると言われて、そこでようやく、私は自分がトーマやソフィアに何の連絡もしないまま屋敷を出てきてしまったことを思い出した。これはマズい。流石に呑気に出来上がりを待っていたら屋敷の方が騒ぎになる可能性がある。

アルキバが起きてくるまでは帰れないし、どうしたものかと悩んでいたら、『土塊つちくれと岩窟亭』の店主が鏡のような魔法具を借してくれた。何でも、語りかけたい相手を念じると、相手から一番近い鏡と繋がることが出来るというシロモノらしい。何それ凄い。テレビ電話じゃん。


「人間社会で出回ってないのは、鏡だとプライバシーとか色々問題があるからかしらね」

「プラ?」


私が推測すると、テーブルに置かれた鏡の横に立つニーピングルが首を捻る。

妖精達は人間ほどその辺りに煩くないのだろう。鏡の向こうのトーマが「ヴァイオレット、聞いてる?」と珍しく苛立たしげな声を出した。すいませんでした。


「ヴァイオレットと朝食に出ていったはずのアーサーが一人で帰ってきて……先に帰ったらしいのに屋敷には何処にもいないし、向こうの館に行ってみればテオドラは眠ってるし、アルキバはいないし」

「あ、やっぱりテオドラも寝ちゃってるのね?悪いことしたわ」

「僕がどれだけ心配したと?」

「すいませんでした」


怖い。圧が怖いわよトーマ。キャラが違うからアーサーが戸惑ってるじゃない。

そもそも、私だっていきなり拉致されたようなものなんだからそんな頭ごなしに怒らないでほしいわ。


「その、危ないことなんかは何もしてないのよ?」

「そういうことを言ってるんじゃないんだけど」


ドスの利いた声音である。というか、とりつく島がない。

滅多にないことだからか、トーマの機嫌が悪いのは何か嫌だ。ソフィアに怒られたりするのと違って居心地が悪いというか、どういう風に話を聞けばいいのかわからなくて困ってしまう。嫌われたら死亡フラグ云々とか関係なく、私からすれば彼は大事な従者兼、可愛い弟のような存在でもあるので。

眉間にしわを寄せたトーマが俯いたまま口を開く。何を言われるかとヒヤヒヤした。


「……ヴァイオレットが危険な場所に行ったり、危ないことをするのは、いつものことだけど……」

「あれっ、そんなにいつもやっちゃってる?私」


そんな日頃から問題児みたいな扱いだったっけ?

マンドラゴラ煮たりする以外は基本大人しくしてるつもりなんだけどな。何だかんだと我、お嬢様ぞ?


「……何処にも行くなとか、何もやるなって言ってるんじゃない。ヴァイオレットは好きなことをしていいから、ただ僕は、そういう時は、僕も一緒に連れていってほしい、だけで」


躊躇いがちに、途切れ途切れに心情を吐露するトーマの悲しげな顔に、ふと過るのは何年か前に言ってもらった「いつ何時も、あらゆるものから貴方を守りたい」という彼の言葉だ。

あの時はまだ出会ったばかりだったし、主人への忠誠心の高さは彼が狼の半獣人であるが故だろうとも思っていたけれど、主従として三年も共に過ごしていればまた話は変わってくる。

何が言いたいかって言うと、罪悪感がパねェってことね。ごめん。全面的に私が悪かった。


「トーマ……」

「……君のことを本気で想ってる従者を悲しませたんだから、主人としては反省しなきゃだね、ヴァイオレット」

「は、はい……」


それ以上の言葉が続かなくなったトーマに代わり、端で見守っていたアーサーがどこか微笑ましそうな、大人びた顔で言う。私の方が精神的には大人のはずなのに、歳上に言われているような気さえするのは、彼が“上に立つ者”としては私よりずっと先輩だからだろうか。

いつもと変わらぬにこやかな笑みを浮かべてくれてはいるけど、彼もうちの裏の木立や、屋敷の近辺を回って私を捜してくれていたとトーマから聞いている。王子様なのに。いやその、こちらについても全面的に申し訳ありませんでした。

今更ながらに反省した私の謝罪をさらりと受け流して、アーサーは心配そうな顔で鏡を覗きこんだ。


「それより、亜人街にいるって話だけど、本当に危ないことはないの?」

「ええ、アルキバ……その、私の親戚のおじ様が一緒だし、……あー、今は一緒じゃないけど、その、見張り役をつけていってくれたわ」

「見張り役?」

「こちらノームのニーピングルさんよ」


紹介と共に手で指し示すと、今まで写りこんでいなかったニーピングルが鏡の前に姿を現した。


「やぁどうも。嬢ちゃんのお友達かい?お嬢ちゃんには俺がついてるから安心しなよ」

「ノーム……!?」


妖精を見たことがないのか、トーマが目を丸くする。

アーサーも少し驚いたようだったけれど、すぐに外行きの笑顔になって礼儀正しくニーピングルに挨拶した。


「……僕にとってはヴァイオレットは婚約者でもありますから。どうか宜しくお願いします、ニーピングルさん」

「お、おう?任せとけ!」


流石乙女ゲー攻略キャラクター筆頭。背景に薔薇と謎の輝きを背負った外面スマイル全開☆である。

満面の笑みを浮かべるアーサーのキラキラしたオーラが鏡越しでも伝わってくる。妖精のニーピングルがちょっと怯むレベルだから大概だ。母君であるエレクトラ様の美しさを受け継いでるんでしょうけど、そのスキルはいっそその手の魔法とでも言われた方が納得できるわ。


「ソフィアさんに何か聞かれたら上手く誤魔化しておくから、ヴァイオレットは危ないことしちゃ駄目だよ?」

「助かるわ……ていうか、私ってそんなにトラブルメーカーに見える?」


日頃一緒にいるトーマはともかく、アーサーに釘を刺されるほどか。

トーマはソフィア相手に上手く嘘がつけないから、アーサーが居てくれるのはすごく助かるけれど、何とも釈然としない。私が微妙な顔をすると、アーサーはぱちばちと瞬きして、うーんと首を捻った。


「トラブルメーカーというよりは、トラブルに首を突っ込まずにいられない人って感じかな」

「笑顔で言われると刺さるんだけど」


否定しきれないところがまた何とも。







 ▽▽▽


「それにしても……随分泣いてたけど、ラーズスヴィズは大丈夫なのかしら」


アーサーから“トラブルに首を突っ込まずにいられない人”の称号も頂いてしまったし、外に出ていって予想外のイベントに出会してもたまらない。──ということで、私は石を持って自分の職場に帰っていったラーズスヴィズを『土塊と岩窟亭』でニーピングルと一緒に待つことにした。

残り僅かになってしまった手持ちのお金でまたミルクを買い、ニーピングルと飲みながら、店の中の多種多様な客たちを失礼にならない程度に眺めて時間を潰す。


「大丈夫だろ。さっきも言ったけど、奴さん、仕事の腕は確かなんだ。俺の可愛いオニキスちゃんをちゃんとアンタの身に合うよう仕立ててくれるさ」

「仕事というより、メンタル面が心配なんだけど……まぁ思い出が懐かしくて泣いてると言うなら、会ったばかりの私が慰める意味も道理もあんまりないわね」


仕事の依頼料については、手持ちのない私に代わってアルキバが立て替えてくれたようだから、後で彼と相談すればいいし。



私が選んだ、というより、私が選ばれた石。

オニキス──黒瑪瑙。美しい黒色の輝きを持つその宝玉が、果たしてどんな姿になって返ってくることやら。

一応あまり大っぴらにならないよう、服の下に隠せるタイプの形にしてほしいとお願いしたけれど、ラーズスヴィズはむっつりした顔で「石が望むままに」と言うだけだった。依頼人の意向より石の意向が優先される辺り、やはり人間の細工職人とはひと味違う。


……どうなるのだろう。

私の性質に合わされた、私だけの魔導装飾。



ぼーっとその出来上がりを想像していると、不意に、ローブを被った人物が私とニーピングルのテーブルに近づいてきた。

私が見上げると、体つきからして若い女性であるその人は、フードの影から覗く唇に笑みを浮かべる。


「こんにちは、ヒトのお嬢さん。ご一緒しても?」

「……構わないけれど……」


他に席が空いてない訳でもないのに、何でわざわざ人間の私と同席したがるのだろう。

敵意のようなものは感じなかったので頷くと、女性は私の正面の席に腰かけて、目深に被ったフードをとった。


絹のように滑らかな黒髪が肩に落ち──長い睫毛に縁取られた目を憂いがちに伏せたその女性は、私に向かって微笑みかける。

髄分と綺麗な人だ。いや、妖精の特徴らしく耳の縁が尖っているから、厳密には人というのはおかしいんだろうけど。


「何だ、あんたエルフか?お前さんらが人間に声かけるなんて珍しいなぁ」


二杯めのミルクを煽っていたニーピングルが、驚いた顔で彼女のことを見上げる。どうでもいいけど貴方そんなにミルクばかり飲んでお腹壊さないの?妖精ってやたら好きよねミルク。


エルフの女性は口許に微笑みを浮かべたままニーピングルを見下ろしたけれど、彼に対しては特に何も言わなかった。

そのまま、美しい琥珀のような瞳が、私の方に視線を移す。エレクトラ様やアーサーのような輝かしい美貌とはまた違う、葉の生い茂った大樹のような、古い絵画のような、どこか厳かな彼女の美しさに思わず息を飲んだ。

他のファンタジー作品の例に漏れず『ユグハー』でもエルフは美しい種族の代名詞のように言われているけど、彼女を見ればそれも頷ける。


女性は目を細めて胸に手を当て、私に対して名を名乗った。


「私はサリュミエル。貴方は?」

「……ヴァイオレットよ」

「そう。ヴァイオレット」


サリュミエルは静かな微笑みを浮かべたまま、私のことを観察するかのようにじっと見つめている。じーっと。

何か最近観察されること多くない?私。よくわからないけどすっごい居心地が悪い。あと何かずっと見られてんの普通に怖い。


「あの……サリュミエル……さん?」

「サリュミエルで構いません」

「はぁ……」

「貴方達のことを、さっきからずっと見ていました」

「はい?」


えっ怖い怖い怖い。

美人だけど美人だから尚のこと怖い。何なのこの人。ストーカー?人拐い?真面目に怖くなってきた。だって初対面で「ずっと見ていました」はストーカー以外の何者でもないわよ。

初めて見るエルフに対してあんまりと言えばあんまりな感想を抱く私だったが、サリュミエルは特に気にすることなく言葉を続ける。


「タイミングが悪く、先程は話しかけられませんでしたが……今は上で眠っているんでしょう、あの吸血鬼は」

「…………あ……あ~~~~~………うん……」

「こんな所でアルキバの顔を見ることになるとは。これも星の導きでしょうか」

「それはちょっとよくわからないけど……」



なるほど。

懐かしそうに目を細める彼女を見ている内に、何というか、色々と納得が行った。


このエルフの人、二階で寝てるアルキバの知り合いか。

それならば絶妙なこの……不思議な感じというか、生きている空気が周囲と微妙にズレた感じも頷ける。アルキバがそんな感じだもの。

ていうか、ここじゃ本当に顔が広いのねあの人。そのわりに店主はアルキバのこと知らないみたいだったのは何なんだろう。


「何というか……さっきから思ってたけど、アルキバってこっちじゃちょっとした有名人なの?」

「……人間ってのは本当にものを知らねぇんだなぁ。なぁ、エルフのねぇさん」

「彼らのほとんどは短命ですから、古い記憶が失われるのは致し方ありません。歴史を紡ぐ資料として人類史の最も脆弱なことは周知の事実でしょう?」

「そんな人間フルボッコ言う?」


ちょっとアルキバのこと知らないくらいで人類史丸々否定する?

私が微妙な顔をしていると、ニーピングルがやれやれと大袈裟に首を振った。


「アンタを連れてきたあのアルキバってのは、その昔、すげぇ怖ぇ事件をたっくさん起こしたおっかねぇ吸血鬼だ。俺ァ自分の里を抜け出したばっかの頃にあのヒトに会ったことがあるけど、チビるかと思ったな。少なくとも、もういっぺん会いたいとは思ってなかったぜ」

「はぁ」


恐ろしい吸血鬼、と言われても。

初めて会った瞬間こそ恐怖を感じたが、テオドラとの漫才の影響もあって、すっかりアルキバに対する恐怖心の薄れてしまった私にはピンと来ない話だ。親戚の優しそうなおじさんが昔ヤンチャしてたと聞かされたくらいのイメージのつかなさがある。

「はぁって何だよ!」とニーピングルにはリアクションの薄さを怒られてしまったけれど。


「だってそんな……寝てばかりだし、アルキバは血も吸わないのに?」

「はぁ?血を吸わない?」

「……まぁ、吸血鬼である以前に、彼はとても優秀な魔法使いですから……吸血鬼が忌み嫌われる人間の社会ではともかく、こちらでは名が知れていてもおかしくはないでしょう?」


そう言ってサリュミエルが首をかしげる。

まぁそれはそうだ。屋敷と館を繋いだ魔法と言い、館から亜人街まで一瞬で移動したことといい、彼の魔法が凄いことは田舎者の私にもわかる。

テオドラもアルキバのことを“偉大な闇の魔法使い”と呼んでいたし、一昔前──現役時代の彼が優秀な魔法使いとして名を馳せていたことは想像に難くない。今は引退したお爺ちゃんだけど。


「サリュミエルも魔導師なの?」


そこ繋がりの知り合いかと思って訊ねれば、サリュミエルは首を横に振った。


「いいえ、私は占星術師です」

「…………占星術師?」


また聞きなれない言葉である。

何それ?と訊ねると、サリュミエルはポシェットから小さなホロスコープのようなものを取り出した。それをテーブルに乗せて、私とニーピングルにも見えるようにしてくれる。


「星の生まれる瞬間ときを読み、命の辿る混沌の流れを読み、星の行く先を見るものです」



……………………おん。



「ニーピングルどういうこと?」

「俺もわかんねェよ」

「人間の職業で言えば」


眉をひそめた私達二人のために、サリュミエルがわかりやすく言い直してくれる。そこはかとなくアルキバに通ずる年長者の優しみを感じる。


「占い師……というのが一番近いでしょうか」

「へぇー」

「私達は……求める者に、その命が生まれてくる前のこと、生きて行く道筋、やがて辿り着く先を伝えるのです。あくまでも可能性として、星が示す道行きを伝えるというだけですが」


星が示す、道行き。

難しいことはよくわからないけど、それってつまり人生の流れがまるっとわかっちゃうってこと?怖っ。

怖いけど、ちょっと待って。



(……それって、じゃあ私がサリュミエルに占ってもらったら、この世界がどの“ルート”を辿るかもわかるってこと?)


『ユグドラシル・ハーツ』の悪役令嬢である私の未来と、ヒロインの未来は、絶対的に複雑に絡み合っている。

それは間違いない。だからこそ私はどうにかして彼女との接触を断とうという気でいるんだし。


それならば、もしかして、もしかしたらだけど……

私の未来がわかれば、この世界のヒロインがこの先、アーサーか、トーマか、それとも別の誰かか──どの攻略ルートを選ぶかが、わかる?



そしたら、もしそれがわかるなら、この先物凄く対策を打ちやすくなるのではないだろうか。

四方八方無駄に警戒しなくてもよくなるかもしれないし、少しでも正確に、不安要素を取り除くことが出来るかもしれない。ノートにゲーム本編の情報を集めてはいるけれど、前世の記憶を思い出してからも、もう随分時が経ってしまった。ルートによってはそれであってるかどうか、自信がないところも結構あるし。

もし、今のうちにこの世界の先の展開の内、どれが来るのか知ることが出来るのなら。


「……サリュミエル、それ、占ってもらうのに、何か対価は要るの?」

「貴方の星を共有すること」

「……ごめんもうちょっと人間にわかりやすく……」


サリュミエルの琥珀の瞳が、私をじっと見つめ返す。


「星を見ることへの対価は、私に貴方の星を見せることで、貴方の星の一生を私の記憶にとどめ、貴方という存在を私と共有することで支払われます」

「えーっと待って、つまり、見せるだけでいいの?」

「だけと言うより、それが望みなのです。私たち占星術師の目的は、命ある内に、より多くの星を己の中に記憶することですから」


やはり彼女の言う“占星術師”というのがどういったものなのかはさっぱりわからないが、特に何か、金銭や物を対価として渡す必要はないらしい。ほとんど文無しだから助かった。

だとすれば、見てもらった方がいいに決まっている。これでルートが定まってしまうとしたら、勿論リスクもあるが、デメリットよりメリットの方が大きいはずだ。


私は覚悟を決めるような気持ちで、サリュミエルの琥珀の瞳を見つめ返した。



「私のうんめい、見てもらうことって出来る?」



「お嬢ちゃん!?」とニーピングルが驚くような声が聞こえたけれど、私もサリュミエルも彼の方を振り返らなかった。

琥珀の瞳はじっと、初めの時と同じように、私を観察するように見つめている。吸血鬼アルキバの友人だという美しいエルフ。彼女の瞳は、私という特異な存在の一体何を、何処まで見通すことが出来るのだろう。

不意に、サリュミエルの長く美しい指先が伸びてきて、目を逸らさない私の頬をそっと撫でた。


「ヴァイオレット……複雑怪奇な星を持つもの──貴方を共有できることは、私にとっても喜びとなるでしょう」

「……つまりオッケーってことね?」


うん、あの、ありがたいけど、もうちょっとわかりやすく喋ってほしいかな。


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