魔法紹介という名の備忘録*随時更新

無属性

収納ストレージ

 生活魔法と呼ばれる魔力が低い者でも使用可能な簡単な魔法の一種。その名の通り、物を収納して置ける別次元の空間を使える魔法。

 魔力が低くても誰でも使えるのが長所であるがその収納量や機能などは魔力に依存するので魔力の高い者ほど便利な収納空間が使えると言うことになる。


身体強化

 魔術師でなくても使える自らの身体能力を飛躍的に高める効果がある支援魔法の一種。魔術師でない者の中にはこの魔法を無意識で使っている者も多い。

 この魔法も魔力に比例して効果が強くなるのでひ弱に見える魔導師相手に屈強な戦士が殴り殺されたなどという笑えない話があったらしい。


加速アクセラレーション

 身体強化に近い支援魔法の一種だが全身の筋肉や動体視力を強化する身体強化と異なり、動きを素早くするという一点だけに特化している。


雷属性

裁きの雷撃ジャッジメント・プラズマ

 レオンハルトが使用する雷の極級魔法。雷雲を呼び出し、雷光を剣などに集めてから、標的に投射するレーザーのような攻撃魔法。雷魔法の一種ではあるが現状の使用者はレオンハルトのみなので固有魔法に近い扱いである。


氷属性

氷の棺アイス・カスケット

 リリアーナがゴブリン討伐依頼の際に使用した中級の氷魔法。氷の棺の名の通り、標的を氷の塊に閉じ込め、無力化する魔法。戦闘以外でも水産品などの鮮度を保ちたい物品の保存にも役立つらしい。


氷柱槍アイシクルランス

 リリアーナが攻撃の際に良く使用する氷の上級魔法。氷柱のような形状の氷で出来た槍を標的に投射する攻撃魔法。消費魔力の割に威力が高いのでコストパフォーマンスがいい魔法でもある。


氷竜カリアッハベーラ

 氷の上級魔法だが冥府生まれの固有魔法に近い攻撃魔法の一種。術者の発生させた凍気により、四本の足と二枚の翼を有した巨大な氷のドラゴンを作り出し、標的を攻撃させる。そのような凍気を発生させられる人間が現状、リリアーナしか確認されていないので固有魔法に限りなく近いとされる。


絶対零度アブソリュートゼロ

 氷の極級魔法。全てを凍らせる究極の氷魔法であり、世界そのものを凍てつかせることすら可能な危険な魔法の一種。膨大な魔力を使う為、使用出来るのがリリアーナ一人だけであり、立ち位置としては氷魔法というより、固有魔法に近い。


光属性

神聖治癒ディバインヒール

 通常の治癒|ヒールよりも効果が高い外的な傷を癒す回復魔法の上位種。光の属性を持っているからと言っても誰でも使える訳ではなく、使用出来る者はあまり、多くない。それは遠い先祖に聖女がいるなどの要素が必要な為とされている。


輝ける投槍グロリアス・ピルム

 光の中級魔法。基本的な攻撃魔法であるボルト系より、やや魔力を多く消費することで攻撃力を高めたもので槍のような形状をしているのが特徴。通常は複数を同時に発動させて使う代物ではないのでリリアーナのような使い方をする者はまず、いない。


闇属性

転移

 リリアーナやレオンハルトが主に使用している空間移動魔法。空間を切り裂き、ゲートを開くことで異なる座標点を繋ぎ、瞬時の遠距離間移動を可能としている。ただし、制限が無い訳ではなく、記憶に依存するので行ったことがない場所への転移は不可能である。


残虐な戒めディアボリック・チェーン

 リリアーナがオーク・ジェネラル戦で使用した闇魔法。淡い紫に光を放つ何百本もの細い鎖で対象を拘束する魔法。細いもののただの鎖ではなく、徐々に体を蝕む毒を発生させている為、拘束されているだけで死ぬ可能性がある。


忌まわしき連鎖アボミネーション・チェイン

 リリアーナが使用する闇魔法の一種。何もない空間から、光・闇・炎・風・土・水の六属性の要素を持つ六本の鎖を出現させ、標的を拘束する。

 その効果の高さは試験段階でも災厄級の黒竜ニーズヘッグが身動き出来なくなるほど。


固有魔法

魔法の楔アルケイン・ウェッジ

 リリアーナが冥府を統べる者として冥界にいた時代に開発した魔力で構成された楔を対象に打ち込み、追跡する魔法。

 元々は次元を移動可能なニーズヘッグが迷子にならないようにする為に編み出された。


七つの門セブンスゲート

 冥府の女王であるエレシュキガルが冥府に住まう死者を守る目的で編み出した絶対防御の魔法。最初の門ファーストゲートは物理的な要素を排除し、第二の門セカンドゲートは魔法的な要素を排除するので実質、第二の門セカンドゲートまで展開した時点で普通の攻撃は通らないということになる。

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