魔動兵計画設定集という名の備忘録*随時更新
いわゆる大量生産が可能な廉価量産型の魔動兵で魔動兵器計画の中核を成す。
全高はおよそ五メートルくらい。やや猫背気味の姿勢と長い腕に鉤爪を備えた異形の自律型二足歩行兵器。
核が高位の存在ではないのであまり高度な任務を理解出来ないのが欠点である。
基本的に集団戦での使用を想定された設計となっている。
💂 💂 💂
ライラック女王(ラインハルト)によって、提唱された竜核を使用した決戦兵器。
全高はおよそ十メートルから十五メートルと
自律型兵器である
ただし、ある程度の自律回路を備えているので
アジ・ダハーカ戦後、設計図を入手したアルフィンによって、新たな技術を盛り込んだ第二世代の機体が製造された
第一世代(1st)シリーズ
ヤマトタケル(ヤマト)
オルレーヌ王国南端の関所に出現した武人の埴輪像に似た形状の
それは学習し、成長していく生物の進化とも言うべき画期的なものであったが調 整が終わっていない未完成の状態で主任技師オレク・オレルの手により、何処かへ強奪されたようだ。
建造段階でシラトリと呼ばれるフライトユニットが背部に組み込まれていたが実際に使用可能になったのは第二段階への進化後である。
ク・ホリン
オルレーヌ王国東部森林地帯に出現した
朱色の槍の形状をした特殊兵装ゲイボルグを装備。
サオシュヤント
オルレーヌ王国西部砂漠地帯の砦を壊滅させた
両腕に魔力弾を射出する特殊兵装フェイルノートを装備。これは現代兵器のガトリングに形状・性能ともに似ており、多数の魔力弾を同時に放つことで瞬間火力を増している。
ジークフリート
オルレーヌ王国南端の古城を壊滅させた
白を基調とし、濃紺でところどころを彩った甲冑のような見た目をしており、全体が鋭角的で武骨なデザインが特徴。近距離戦を想定して、設計されたようだ。
大剣の形状をした特殊兵装バルムンクを装備し、左腕を変形させ攻撃に用いることで中距離にも対応。
汎用性が高く、
ハールバルズ
オルレーヌ王国北端の関所を壊滅させた
右腕に魔力弾を射出する盾型の特殊兵装グングニルと巨大な槌ミョルニルを装備。
ヘクトル
ギリシア重装歩兵を模した堅牢な甲冑のような装甲で身を固めた防御に重きを置いた設計思想で造られた
特殊兵装は右腕の篭手と一体化した大型のランスでこれを攻めと守りで器用に使いこなす。その突進力だけなら、
兄弟機との戦闘で中破したがアルフィンによって、改修され修復された。光の防御魔法を増幅可能な大盾と新たな近接武器である兵装・大太刀を追加された。
ロムルス→ロムルス・ルプス
ローマ重装歩兵を模した強固な装甲で覆われており、その上から柔軟な素材で構成された赤いマントのような特殊兵装を装備している。まだ、未完成だったこの特殊兵装は攻防一体の武器としての運用を可能とする計画だったようだが実現に至らず、頓挫したようだ。
頭部には牛のように二本の角が左右から伸びており、本来の性能を発揮すれば、この角を生かした特殊な戦闘も行える。
兄弟機との戦闘により、大破するものの残骸はアルフィンに密かに回収された。修復後、改修を受け、頭部が狼を模した意匠に変更され、両腕前腕部にクローを内蔵した大型の篭手を装備し、高速戦闘を可能とする疾走形態への変形機構を追加された。
武装は両手で持つタイプの大型槍レギオー。
第二世代(2nd)シリーズ
オデュッセウス
白兵戦に向いた兵装が施されているが掌部に内蔵された雷の魔力波を撃ち出す特殊兵装・
また、背部に装備されたリアクターバインダーと呼ばれる翼状の兵装・
本来は事故扱いだった魔力漏れを利用することで光で構成された大きな翼を広げたような状態になり、驚異的な速度を叩き出せるが現状、扱えるのはレオンハルトしかいない。
ペネロペ
オデュッセウスと対になるべく製造された機体で機体名も英雄名であるオデュッセウスの妻の名が付けられている。元々、氷の魔女と呼ばれたリリアーナの乗機となることが決まっていたので武骨で骨太な騎士の甲冑を模したデザインが多い
だが、背部に装備された特殊兵装・
トリトン
レオンハルト発案の水陸両用型
水陸両用とされながらも水中での戦闘と移動を考慮し、他の
頭部と首は省略され、胸部に直接、透かし窓のような人の目に相当する器官が備えられており、腕部にも人の指ではなく、固定武装となる爪が六本生えているだけである。技術者の間では二足で歩行する蟹と呼ばれているらしい。
先行量産型の試作機がまず一機、製造されており、アンダインの王子デュカリオンが
巡航形態と呼ばれる水中での高速移動を可能にする姿への変形機構を有しており、巡航形態では
グンテル
通称グティ。第一世代・
ジークフリートより一回り小型化されただけではなく、固有武装と特殊兵装を除き、コストダウンを図りながらもあらゆる武装を使いこなせる汎用性を手に入れている。
外装も大幅に簡素化されているので甲冑を思わせる外装が施され、全身鎧を着た騎士のようなジークフリートに比べると頭部、胸部、脛にしか、厚い外装が装備されていないので防御力はあまり期待出来ない。
アリアドネ
空戦と索敵に特化した純白の魔神。
戦闘力も極めて高く、両腕の手甲に大型の
全身は白を基調としたカラーリングが施されているが頭部や関節部と胴体の一部は黒く、真紅のラインも引かれるなど女性的なフォルムにふさわしく、デザインの美しさも重視されている。
最大の特徴である背部の大型の翼は圧倒的な加速を可能とする専用の特殊兵装で地上では折りたたむことも可能である。
アルテミシア
レムリア帝国への取引材料として、建造された真紅の魔神。機体色と同じ炎の魔法を使用するのに特化した白兵戦機。
両腕に装備された大型の篭手と爪の一体化した特殊兵装
ポール・バニヤン
ジークフリートの設計思想を受け継いだ作業用の
上半身はジークフリートに相似する形状をしているが頭部はドーム状の簡素なもので
下半身も二足ではなく、
🚘 🚘 🚘
外見上の特徴も性能も現代兵器の戦車と良く似ており、無限軌道と全方位に回転可能な
他のシリーズが魔物や竜などの生物を素材に製造されているのとは異なり、
ルクス
山岳地帯での戦闘を想定した仕様。武装面での仕様変更はないが足回りに手が加えられており、馬力が向上しているがその分、車体重量が増えているので加速は鈍くなっている。
ヤーグアール
森林地帯での戦闘を想定し、濃緑色の迷彩塗装を施した仕様。武装も二連装魔導機銃に換装されており、遮蔽物が多い森林での移動を考え、車体の軽量化と小型化が図られている。
レオパルト
平原での戦闘を想定した
ザントカッツェ
砂漠地帯での戦闘を想定し、砂色の迷彩塗装と防塵対策を施した仕様。武装はヤーグアールの魔導機銃を装備し、加速重視の足回りに換装した型と後方からの長距離射撃や狙撃に適した改良を加えた
👨 👨 👨
計画では最終的に四体の
その見た目は遮光器土偶に良く似ており、
風魔
高機動が売りな
全身が闇に同化するような漆黒に塗られており、身体を守る装甲も最低限の物しか取り付けられていないので通常の
ラーマ
風魔に続いて、アルフィンで開発計画が進められている新型
ガルガンチュア
👩👩👩
設計図だけで製造されずに終わったペーパープランである
全高はおよそ十五メートルと最大級の
👨 👨 👨
計画書に名称だけ記載。設計図が書き起こされることすら無いまま、終了したようだ。
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