第2話 目覚め
カーテンの隙間から光が漏れている。もう朝なのか……。
「あッ…♡んんっ…♡い、イク♡」
奴の中がぎゅうぎゅうと締め付けてくる。俺の分身はもう一晩中ずっと入ったままだ。
「シャルロッテ、もう出ないから!無理!!」
「なにを言ってるんですか~?こんなにガチガチじゃないですか~?」
目をトロンとさせながら、一回抜いて手でしごいてくる。
「もうやめッ…。やばっ……。」
なんとか出すぎりぎりで踏ん張る。
「はあ……♡可愛いです♡その我慢している顔も、プルプル震えるレイド様のコレも♡」
「そろそろ仕事の時間なんだ!もうやめてくれ!!」
俺の訴えを無視して彼女はソレを口に含む。
「やぁ最後にレイロ様の赤ちゃん汁飲みたいれす♡」
そう言って口をすぼめて上下してくる。限界だった俺は口の中にドプドプと大量にはなってしまった。
「んんっ…。レイド様のおいしいです♡これから毎日飲みますね♡」
ま、毎日これが続くだと……。もう7回は出している。このままじゃ腹上死してしまう…。逃げなければ……。
「じゃあ、私はシャワーを浴びてまいりますので、大人しく待っててくださいね?
」
今を逃せばもう結婚ルートに入ってしまうのは間違いない。このまま鎖でつながれて自由に過ごせないなんて耐えられるわけがない……。何よりもっと普通な女の子を抱きたい……!!そうして作戦を決行した。
「ナミ!!助けてくれ!!」
俺が声を上げるとすぐに茶髪ポニーテールで色白の綺麗なお姉さん系美人が部屋に現れた。
「お呼びでしょうか?ご主人様。」
「ああ……‼この鎖を外してくれ!!早くしてくれ!」
するとナミはいきなり意味不明なことを言ってくる。
「ご主人様……浮気したんですか、私というものがありながら、、、こんなにも他の女の匂いをプンプン匂わせて…あとでお仕置きですね。」
あ、だめだ…目から光が消えちゃってる。
ナミは一瞬で鎖を切ると俺の手を引っ張って窓から飛び出す。
「ここ5階なんですけどおおおおおお!!!!」
「いいから黙って来なさい。」
抑揚のない命令がこれからの未来を暗示しているようで鳥肌がたった。
「あの、、ナミさん…。これはどういうことなんでしょうか?」
「なにか?」
俺はさっきまで普通に体を洗われていた、が、上がると首に剣を突き付けられた。
「浮気するほど溜まってたんですね…これは毎日の奉仕回数を増やすしかないですね。」
「そんなことは無いって!そもそも俺の意思じゃなくて無理やりされたんだし……!!」
「でも浮気したんですよね?しましたよね?」
「はい……。」
「じゃあお仕置きです。」
そこからは夜になるまで永遠と寸止めをされていた。
「はぁ♡はぁ♡その辛そうな顔たまらなく好きです♡」
お仕置きが無事(無事ではない)に終わった後、物思いにふけっていた。ナミは俺が過去の依頼から拾った子で、年の差は7歳だ。昔はあんなに純真無垢で大人しい子だったのにどうしてこうなってしまったのか……。俺が17歳、ナミが10歳の時の思い出がよみがえる。
「はぁ…変わったよなぁ……あいつらも今元気にしているのかな……。」
いつもは満点の星空なのに今日は雲がかっていた。
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