応援コメント

★読売新聞社賞★ プロトコールが鳴り響く」への応援コメント

  • 拙作を読んで、また丁寧な感想を書いていただき誠にありがとうございますm(__)m
    そこで、「プロトコール」の件に関してなのですが、確かに定義上は鳴るものではありません。ですが、高校生バレー選手にとって「プロトコール」はキャプテンがコイントスに呼ばれる笛であったり、試合開始の笛であったりという認識で鳴るものなんです。ですから試合が始まるときの緊張感やワクワク感を表現するにはこのタイトルが相応しいのではないかと思い付けた次第です。
    どこかでその点について解説をしようかとも思ったのですが、余計に分かりにくくなるのかなと思い、作中で一言、『試合開始を告げるホイッスル、「プロトコール」』という表記のみにさせていただきました。
    確かに調べてくださる方がいればそう思われても仕方がないなというのを痛感いたしました。分かりにくい表現であったこと、深くお詫び申し上げます。

    作者からの返信

    読んで頂きまして恐縮です。
    タイトルはこのままでいいと思います。
    むしろこのタイトルのほうがいいかな、と思います。
    気になったのは、おっしゃっているとおり作中にあった一言の表記が、あるべきかないべきか、どうなんだろうと読んでいて考えたところでした。
    お詫びする必要はございません。
    素敵な作品でしたので、今後も邁進されることを切に願っています。


    追記
    うまく伝えられてない気がしたので補足します。
    タイトルを付ける際、二通りあります。
    一つは、作品内から言葉を選ぶ方法。
    もう一つは、作品外から言葉を選ぶ方法です。
    朝田さやかさんがお書きになられているとおり、プロトコールはそういうことでわかっていらっしゃる。だからこそ、タイトルはこれで良いのです。
    途中で解説しなくても、プロトコールという言葉が作中で使われなくとも、一連の流れを描写するだけで読後タイトルを見たときに「あー、確かに鳴り響いた」と味わえたら素敵だと思ったのです。
    ご自身の作られた作品を信じて、邁進されていくことを切に願っています。

    編集済