元々、溢れるほどの自分の言葉を持っておられる作者様ですが、ただ単に「ライターズ・ハイ」に任せて書き殴っている詩ではないことは、読めばわかります。感情の吐露にもきちんと文彩を込めて綴られている様は、魂の叫びを誰かから奪いとって秒速で調理する哲人シェフのような「プロの狂気」を感じさせます。多分、うまく言えました……私にはこれが限界です。