第59話 【外伝】魔王パテク・フィリップ三世は結婚したい その4


 さすがに三千年オーバーで魔王をやっていると、色々と気づくことがある。


 一つ目。

 寿命が他の魔族の十倍延びた分、時間に対する概念も十倍比例した。

 なんのことか分からない? まあ、続きを読んでみて。


 元々、平均余命が五十年程度のヒューマン族 (人間)を遥かに上回る千年――二十倍の平均余命を持つのがわれらが魔族だった。ゴブリンやオークなどの短寿命繁殖優先で生きる一部を除けば、長寿がために魔族は繁殖力が弱かった。


 あれだけ愛し合っていたわが両親でさえ、子として成せたのはアタシだけだった。もちろん異種族結婚はさらに出生率が下がるのではあるが。


 しかしそれは横に置いて魔族の時間概念について語ろう。


 基本的にわれわれ魔族は時間を守らない。いや、守れないと言い換えよう。

 人族と比べれば平均余命は二十倍ほど差があると先ほど書いた。その影響なのだろう、時間に対してとにかくルーズだ。

 なので例えば明日コレコレするから朝はドコドコの場所へ集合な、と言ったところでまともにやってくる奴などいないのだった。


 魔王になってからというもの、アタシは約束した日などは一年くらい余裕で放置してしまうようになっていた。

 気を付けようと注意はしているのだが――主観となる時間の感覚がどうにも緩く、執務室でしばしの昼寝のつもりが一週間丸ごと爆睡していたなどザラにある。

 この空白を突いて勇者という性質の悪い暗殺者に襲われでもしたら。


 そのくせ、いざ戦闘ともなるとナノ秒や調子が良ければピコ秒の反射速度で対応したりもする。びゅんびゅんびゅん、なのである。さすがに十のマイナス十五乗のフェムト秒まではアタシでも無理だが。


 二つ目。

 さて、ここから加えて、気づくのことがあるはず。

 そう――、

 わが魔国は、そのコミュニティを形成して十万年も経つのにどうして文明が未だ元世界の古代期から中世初期程度しかないのか、なのだった。


 繰り返すが十万年、である。


 人間の時間的尺度だと現在の文明とはまったく別個の、旧世紀古代文明が栄えてやがて滅んでいても違和感のない年月だとは思わないだろうか。


 それなのに、未だこの世界の文明は。随分とのんびりしているようだ。


 これに対しアタシは幾つかの回答を語る。数ある原因とおぼしき、幾つかを。


 まずは、緩いのだ。国の主導者たる魔王様アタシの時間感覚がとにかく。

 履き古したパンツのゴムの如く、もうユルユルである。


 始まりの魔王、パテク・フィリップ一世の時代は石器時代と考えて差し支えないはず。石斧とサヌカイトのナイフ、槍、弓の時代である。


 多少の知識チートがあっても、すべてゼロから揃えるとなると大変だった。


 というのも。


 一のモノを二にするのは比較的簡単だ。有に有を加えれば、それが成るから。

 しかしゼロのものを一にするには。


 概念すらないものを周知させ、社会的に確立させるのは非常な困難を伴う。

 無から有へ。産みの苦労。というアレである。


 そもそも言語すらなかったと思われるし、そこからのお仕事となるだろう。おれはようやくのぼりはじめたばかりだからな、このはてしなく遠い魔王坂を、なのである。ゴールが見えなさ過ぎて逆に目まいがする。


 それでいて、先に言ったように長い寿命が時間の感覚をゆるーく鈍らせる。


 だからこそ分かりやすいのが、力こそパワーだった。


 何でもかんでも魔王の理不尽に近いパワーで強引に問題を解決。

 元気があれば、なんでもできる。元気ですかぁー?


 一応、断っておくが知識チート無双がしたいなら、その道のプロ中のプロか、異才・天才と呼ばれる異常者でもない限りただの学生程度では現実的にほぼ不可能である。そんなに世の中、甘くない。


 親に保護されて、それでいて一人で育ったような勘違い野郎は、知識に対する現実というものをまざまざと知る羽目になるだろう。ふはは、強く生きろ!


 他に、アタシたち魔族の神たる闇神スコトスの存在も、もちろんありがたい存在ではあれど文明の進歩の阻害となっている。

 何か不測の事態が起きたとしても、実在する神に助けを求められるのだから。


 そうすれば助けてくれる――場合もある。

 保障はできかねるところが、神が神たるゆえん。

 でも、大体は神パワーで強引にどうにかこうにか解決してくれる。アンタええヒトや。いや、神様なんだけどね。神々の中でも、主神の片割れだし。


 元世界では唯一神を僭称する血に飢えた神とか、神じゃなくて仏だよとか、神だけど人間の侵略の歴史に埋没してしまったよとか、神だけど自然神なので人間など興味ないよとか、そんなのしか揃っていなかったため、人は戦争を通して自力で文明を発展させてきた。神など宗教の集金システムに組み込むしか役に立たん。


 この差、お分かりになられるだろう。否、分かるべきだ。


 あとはそう、実際に効力を発揮する奇跡や魔法の類も、文明の発展観点からすればあまりよろしくなかった。

 不便さを工夫で克服するのが、文明の発達というもの。文明の利器とかね。


 言い方を変えよう。知恵を絞って知識を積み上げて、科学を発展させるのだ。それが実際に効力を発揮する奇跡や魔法がすべておじゃんにする。不便を感じないなら改良の必要もない。発展するための、原動力がなくなってしまう。


 三つ目。

 このサン・ダイアル世界のもっともやべーやつ。人族の存在について。


 エルフやドワーフ、ノームにホビットなどの妖精族、犬耳猫耳がまず想起される一部の獣人族、一部の巨人族、一部の竜人族、一部の人魚族などがそれにあたるが、ここは繁殖力抜群の絶倫ヒューマン族=人間をスポットに当てたい。


 人間。こいつらはマジでヤバい。

 例えるなら蔓延する致死性のウイルスみたいな感じ。


 人族は闇の神スコトスの嫁さんたる、光の神ファオスの管轄となる。

 人間が世に蔓延るようになったのは魔族の台頭よりずっと後年で、雑把な知識のため厳密には言えないが、魔族われわれの十万年に対し人間は数万年程度でしかない。


 ただ、人間は寿命が短い代わりに繁殖力が旺盛だ。ゴブリンやオーク並みに『オス×メス』のことしか考えていない。つねにチン×マンである。

 たまに『オス×オス』『メス×メス』も見受けられるが、夢魔としては愛に性別の区切りはないと断言するのでそれはどうでもいい。

 と言ってもあまりに性欲一辺倒に滾り過ぎるのは元人間として恥ずかしい気もする。性欲を持て余す、なのだろうか。人間は夢魔や淫魔よりもスケベだった。


 しかしその分、スパンの早い世代交代を経てせっせと文明を開花させてきた。

 もちろん何かと手を貸してくれる神々の存在や、奇跡とも言い換えられる魔法の少なくない影響で、元世界ほどの文明開化力はなかったが。


 そして、人間はことあるごとにわれわれ魔族に牙を剥いた。


 人族は弱い。特に人間などは、すぐに死ぬ。だがその分、数が多い。しかもたまに勇者という対魔王決戦存在まで混ぜてくる。


 慢心したその時代の魔王が殺されて、歴史の知識ではあれど魔国がとことん大陸の北方まで追われてしまう事態になったこともある。

 逆に慎重かつ大胆にしてそれ以上にやる気満々な魔王が台頭し、強大な力と軍勢を率いて人族を大陸の南の隅まで追い詰めたこともある。


 魔族に魔族の勇者は存在しない。勇者に相当する存在が、魔王だから。

 なのでわれわれ魔族が人族に押し込まれるときなどは、大抵は人族との戦いの果てに魔王が死んでしまったときとなる。


 となれば、逆に人族が魔族に押し込まれたときになどは。

 そう、その通り。

 やべーやつの中のやべーやつ、勇者がどこからともなく現れる。


 勇者とは、われわれにとっては忌むべき暗殺者である。


 世を構成する理にバグでも生じさせたかのような異物。マジやべーやつ。対魔王決戦存在。一瞬の油断で、アタシら魔王はこいつにあっさり殺られかねない。


 魔族と人族は、根本のところ、相手が憎くて争っているわけではない。

 魔族から見て人族は別に悪ではない。単なる生存競争の相手なのだから。これは神々が配した、文明発展の一助のためらしい。


 だが侵略戦争ともなると、互いに文明を破壊しあう本末転倒になる。


 これには神々も頭を抱えたかもしれない。あるいは、文明発展のための必要経費と見ているかもしれない。その辺は、神のみぞ知る。


 まあ、いずれ言えるのは、このサン・ダイアル世界は緩やかに文明発展せざるを得ない土壌にあるということだった。知識チート自慢の転移者や転生者がいれば、ぜひ己の無力さを感じて欲しい。自分の思うほど、本当に発展しないから。


 さてさて、それはともかくとして。


 当代の魔王様たるアタシは、ある現実に頭を悩ませていた。


 おかしい。アタシは思った。

 それは、どう考えても、おかしいのだった。


 何がおかしいって、アタシは未だ恋人もなく、当然未婚で、処女なのだった。


 なんでなんですかあああぁぁぁぁああぁぁぁーっ!?


 なぜアタシの隣には良い人がいてくれないのですかああぁぁぁーっ!?


 ここでしばしの間――、

 あえてアタシアタシと自己主張するくらいに語りたいことがある。


 魔王になれば婿など取り放題と思っていた。だって、魔族の王様よ?

 それこそ毎日男をとっかえひっかえできると思っていた。


 それが、KONOZAМA。


 王配、未だ、わが隣には居ず。ええ、ずっと独り身。ずっと、ね……。


 結婚したらさ、ほら、アタシ前世はニューハーフだったから、夢があったの。

 夢魔は精神領域でのえっちを好む。だけどアタシはハイブリッドだ。肉体派のオーガの血も強く引いていた。それこそ絶妙な血のバランスを取っていた。


 物理と精神が混ざって、最強に見える。夢とは、目指し、叶えるもの。


 なので、子どもをバンバン作るって。どんな手を使ってでも産みまくるって。

 避妊なんて絶対にしない。淫魔も引くくらいガンガン連夜キメまくる。

 人間並みに子宝に恵まれてやるって、決めていたのに。

 一先ずの目標は、サッカーチームが作れるくらいかなぁ、なんて、ね。


 なのに。

 アタシは、未だ、独身だった……。恋人すらできたことがない……。

 処女……どことは言わないけど、蜘蛛の巣張ってるかも……。

 この熟れた身体を、持て余す。性欲も持て余す。あとで自慰しよう。


「なぜアタシの隣に素敵な夫はいないのか。なぜアタシは毎日一人でベッドに向かうのか。なぜアタシの恋人は、右手しかいないのか」


 執務室でうなだれる。

 伝統ある夢魔の部族衣装は、未だ、未婚女性が着るそれだった。

 純潔を表わす白。

 男を誘う、レオタードをエロく変形させたような一種のボディスーツ。


「ママ陛下は、強すぎるから。皆、畏怖と尊敬を以って拝してしまうから……」


 側近兼、血の繋がらない息子の一人が言った。

 アタシへの独特の呼び方なのは、つまり、そういうことだ。


 魔王と成るための戦い『蠱毒デッドセル』にて、アタシは他の全員を爆散させたため大覚醒も効果なく、側近を作れなかった。


 そこで、アタシが目をつけたのは、孤児たちだった。

 意外でもなんでもなく、魔族は子どもを大事にする。繁殖力が弱いから。

 それでもやはり、敵対する人族に親を殺されたり、己ではどうにもならないような様々な不幸に遭遇してしまう子どもたちがいる。

 オーガ族の血というか、鬼族の血が騒いだ、というのもある。


 鬼族は子どもが大好きなのだった。

 性的にではなく、子どもという存在そのものが好き。


 なのでアタシは孤児院を新しく設立し、経営し、育て、これはと見る才能持ちの子どもには特別にアタシ自らが繊細かつ大胆に鍛え上げた。


 そうして、彼らを自らの側近として登用した。


 血は繋がってはいないが――、

 アタシには、たくさんの愛しくも自慢の子どもたちがいる。


 だが、それだけではダメなのだ。


 アタシには夫が必要だ。だって、耳元に愛とか囁かれたいじゃん。

 年月が経ち、すでに鬼籍となってしまった敬愛する両親だって、バカップルそのままにラブラブだったではないか。

 そういうの、とっても憧れる。とってもとっても、とっても憧れるの……っ。


 毎夜、ベッドで独りで眠るのはもう嫌。寂し過ぎて毎晩自分を慰める。

 孤児院を経営しているのなら子どもたちと眠ればいい?

 いや、そうじゃないのだ。違う、そうじゃないとネタポーズをびしりと決める。

 根本的に求めるものが違うだろうに。男と女、なのだ。わかっておくれ。


「……結婚したい」

「は?」

「ヴォルフ。アタシはね、素敵な人と結婚したいの」

「はい……」


「この世界に結婚相談所なんてないし、うーん。ハンティングしたい。狩るのは男。そして愛。アタシは愛の狩人。ラブハンター魔王の降臨」

「ぼくのときみたく、強引に攫うのもアリと言えばアリかもしれません……」


「アタシの治世では認めていない奴隷商人が、お前という可愛い男の子を連行していた。問答無用。ワンパンで奴隷商人を地獄に送り、お前を攫ってアタシの息子にした。そうでしょう、ヴォルフ。賢く、そして可愛いアタシの息子」

「ママ陛下……。ママ陛下のおかげで、今のぼくがあります。感謝しています」


 ヴォルフは天狼フェンリルの血を引く希少な獣人だ。両親を病で失い、当てもなく彷徨っているところを奴隷商人に狙われた。


 アタシは微笑んで頷く。この気持ちは、王ではなく母親の気持ち。

 と、そのとき。天啓がちらりと灰色の脳を掠めた気がした。


「――んん? 攫う、のか? 攫って、どうすればいい? あれ? ふーむ?」

「マ、ママ陛下?」


 いや、ふむ、ちょっと待てよ。何か良いアイデアが降りてきそうだ。

 鬼族は子どもを攫うが、他はどうだろうか。大人とか、攫うか? そういうのは聞いたことはないが、別にイイ男を攫ってはならないという決まりはない。


 なぜならアタシは魔王。パテク・フィリップ三世なのだから。

 多少の暴虐も王の嗜みの内。優しい王より、冷酷な王のほうが治世は安定する。


「――むむっ」


 途端、アタシの脳裏に百万ボルトの電流が疾るのを感じた。そのとき、パテクの脳裏に電流疾る……っ、である。あの賭博漫画、好きだったなぁー。


「ピコーンッ、と来たっ! ロマサガ式ランプ点灯っ! エウレーカッ!」

「ピ、ピコ? エ、エウレカ、ですか?」


 なぜこんな単純な答えに至らなかったのか。単純過ぎて盲点になっていたか。

 アタシの強さに見合う素敵な人がいないからって、そこで素直に諦める必要はない。諦めたらそこで試合は終了なのである。


 世界は広い。俺より強いヤツに会いに行く、というキャッチコピーがある。

 はて、あれはなんのキャッチだったか。まあそれはともかく。


「アタシの国に夫候補がいないなら、他国へ、探しに、行けばいいのよっ!」

「あの……ママ陛下が他国に行くと、その時点で戦争なのですが……」


「でも探して攫う。アタシは愛の狩人。邪魔するヤツは全員ブッ飛ばすわ!」

「えぇ……」


「よし決めた! さて、どの国に行けばまだ見ぬ旦那様に出会えるかしら?」


 絶句し、ケモ耳をぺたんと伏せるヴォルフの隣に控えていた、もう一人の血の繋がらない息子兼側近が一歩前に出てくる。

「ならばわれらが魔国の南方に繋がる、オリエントスターク王国がよろしいかと」

「ジ、ジーク。お前、ママ陛下に戦争をさせるつもりか?」


 ジークはダークエルフ、闇妖精族だ。悪戯大好きキチ〇イのエルフ族とは違い、真面目で誠実な特性を持っている。彼の両親は、不幸な人災で亡くなっていた。


「でもさ、ヴォルフ。息子としてはママ陛下の幸せを願いたいし」

「それはそうなんだけどさ! だけどこれ、絶対に未曾有の大戦争になるぞ!」


「問題ありません。全員を叩きのめし、これと目する相手を掘り出せば解決です」


 ……真面目で誠実なのだ、北の魔国では、これで。ちょっと脳筋だけど。


 でも、これはこれでと思う。だってアタシは、脳筋魔国の王だし。


「良いこと言うわぁ。さすが頼もしくも可愛いアタシのジーク」

「ほ、褒められると、ママ陛下……。わたし、とても嬉しいです……っ」


「三つの国を併呑し、四つの属国を持つ王国。それだけ強大な国だと、アタシと戦っても死なない強くて素敵な旦那様がいるはずよね。あ、でも勇者はダメよ」

「こちらの攻撃を百分の一に減衰させた上で、あちらの攻撃が百倍威力ですから」

「そうなのよー。勇者って存在もおかしいけど、頭もおかしいのよねぇ」


 アタシは席から立ち上がった。バッと右腕を掲げて命令を下す。


「全軍に伝えなさい、何に増しても優先し、今すぐ出撃の用意を! 目標は、オリエントスターク王国王都! ああ、そうだ。宣戦布告状も書いて送らないといけないわっ! 真正面から、正々堂々と婚活活動をしないとねっ!」


「はっ。では不肖ジーク、ママ陛下の婚活成功のため、早速準備します!」


 ジークは勇んで執務室から出ていった。


「今回だけは、魔族は時間にルーズだなんて言わせないわ。むしろ相手が予測するだろう日時より早く到着するように頑張っちゃう」

「ママ陛下……それはさすがに難しいと思われます……」


「大丈夫よヴォルフ。この城ごと向かえば嫌が上でも予定を繰り上げられるわ!」

「えっ。マ、ママ陛下。この城ごとって、まさか……」


「同盟国、オメガ魔法帝国の置き土産。ケイトに移住する際に、彼らから譲り受けた最強の天空城スピードマスター。そりゃあもう、飛ぶわ。ガンガン飛ぶ。空間も転移するわよ! さあ、準備だ準備だ! いっそげーっ!」


「ひえぇ……ママ陛下が本気だぁ……せ、戦争が始まっちゃう……っ」


 こうして、後の世の歴史学者も揃って首をひねり頭を悩ませる、魔王パテク・フィリップ三世の婚活戦争が始まるのだった。

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