第10話 いっかく!
起きたら魔物を討伐して肉を食らう生活をしていたら5歳になった。
『あなた様。もうそろそろ、四天王に、挑んでみては如何ですか?』
そう、僕は5歳になるまでに【奈落の解答】にいる魔物は1通り討伐したのだ。
「四天王か。どれから討伐したらいいかな?」
赤ちゃんから子供になるまでにしっかりと発音できるようになった。これで叡智と会話できるようになったのが何気に一番嬉しい。
『私個人の考えだと東の魔毒竜ヒュドラから討伐がいいと思います。』
ヒュドラか。たしか神話などでは、8本の首を同時に切らないと復活するはずだ。
『そうですね。ですがゴーレムを使えば一気に首を刈れると思います。』
じゃあ討伐しにいくか。
『いってらっしゃいませ。』
僕は魔力を集めて翼を作る。
「我に透明なる翼を《アースフェザー》」
土で出来た翼だけど他人からは見えないから浮いているように見える。
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「GYAAAAAAAA AAAAA」
「いくぜ四天王様よ!」
ヒュドラが現れた。青色の竜鱗を輝かせながら8本の首と目が僕を睨んでくる。
「我が願いを叶えるためにいでよ魔銀の
そういって100を越えるミスリルで出来たゴーレムが現れた。土魔法のレベルを上げていくうちにミスリルを生成できるようになったし、軍団を操れるようになった。
様子見でヒュドラの首を一個落としてみた。
「HIGYAAAAA」
1つミスリルのゴーレムで切ったがブクブクと泡を出しながら根元から復活していった。
残りの7本の首は僕に向かいながら噛みついてくる。こいつの牙には、魔毒がついている。通常の生物が食らうと即お陀仏だろう。
だけど、僕には効かない。状態異常耐性がカンストしているからだ。
7本の牙が一斉に僕に噛みついたのを確認してから魔力を集める。そうしている間に復活した首も噛みついてきた。
「魔力の
かなりの魔力が一気に爆発して首は粉々に吹っ飛んだ。
「四天王も大したことないな。」
そうおもっていたらヒュドラは粉々に消えていった。と思うと消えたそばから宝箱が現れた。
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