第4話
「その前にお隣さんにご挨拶をしとこうかと思います」
ミモレは制服姿になって、部屋を出た。
「ピンポーン」
隣の部屋のインターフォンを押したが誰も出ない。
「留守かなぁ」
何気なくドアノブを回すとドアが開いた。
「すいません!隣に引っ越して来た、只野ミモレと言いますが、誰かいますか?」
「うーん」
唸り声が聞こえた。かなり具合が悪そうな声だ。
「おじゃましますね」
ミモレはそう言うと部屋に入った。
ベッドにミモレと同じ年頃の男の子が寝ていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます