第2話
ミモレは気づくとアパートの一室にいた。
生活に必要なものと、通帳とハンコが置いてあった。
「人間界、本当に来ちゃった、どうしよう」
とりあえず、お腹が空いていることに気づいた。
机の上にはカップラーメンがあった。
ガスコンロを見ると鍋がある。
水道をひねったら水が出た。
ひとまずラーメンを作って食べることにした。
お湯を沸かしているとチャイムが鳴った。
「はい、ミモレ大丈夫かな?」
「姉さん!」
「ほほう、すでにカップラーメンを作っているとは順応性高いね」
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