第42話 再度2

再度海夜によってベッドから落とされた俺。

現在はそのまま床と仲良くするを選んでいる。

うん。かたいが…。まあ寝れなくはないだろう。1つ言うなら…。枕だけ落としてほしいかな?である。


「…。このまま寝るが安全か」

「せ、先輩。風邪ひきますよ」


再度ベッドの上から声が聞こえてきた。


「また落とされるからな」

「先輩」


ベッドの上から海夜の声が聞こえてくるが…。まあ2回も1日に落ちるとはだな。とか俺は思いつつ。どんな仕返しがいいだろうか。とかを考えていると…。


「先輩」


俺の服を海夜が引っ張っていた。っていつの間にかベッドから降りたらしくちゃんとと床と仲良くしている俺の隣に海夜がしゃがんでいた。

おいおい。海夜よ。今はズボンだからいいが。スカートの時。まあ制服とか来ている時に絶対この姿勢?というか。まあうん。俺が寝ている真横にしゃがむとかするなよ?である。ってこれは余計な事だったか。


「…。床もたまにはいいぞ」

「身体痛くなりますよ」

「急に親切になる海夜は怖い怖い」

「先輩。今のはホントごめんなさい。足が勝手にでちゃいまして…。って先輩が悪いんですけどー」

「地味に海夜力強いんだよな」

「先輩いじけてないで1回起きてください。ベッドで寝ましょう」


とまあ海夜がうるさいというか。ずっと声をかけてくるので…。ってか急に優しくなるなよ。変な感じがするじゃん。である。


「海夜のおかげで完全に目が覚めた。うん」

「…。私も目が覚めていますこれは先輩のせいです」

「知らん。っか床…。寝にくいわ」

「当たり前ですよ」


そんな感じに話しながら俺はベッドに腰掛けた。

すると海夜も立ち上がり…。俺の隣に座った。


「まだ外真っ暗ですね」

「当たり前だ。何時だと思ってるんだよ」

「…。先輩が寝かせてくれませんから」

「おい。っか寝たいなら自分の家帰れ」

「こんな時間に帰らすんですか?」

「同じアパートだよな?」

「わからないじゃないですか。誰か待ち伏せしてるかもです」

「ないだろう」

「あるかもです。危ないですよ」


まあうん。100%安全とはこのご時世言えないか…。と思いつつ。とりあえずこういう場合はほめておけば何とかなるだろうと思った俺は…。

いや、言い合ってるとまた蹴られるかもだからな。


「まあ、海夜かわいいからな」

「…。へっ?」

「かわいいかわいい」

「…。なんか適当に言われてる気がします」

「かわいいかわいい」

「ほらー、適当。めっちゃ適当じゃないですか。傷つきました」

「…。うるさいやつだなぁ」

「先輩が適当だからです。ちゃんと言ってくださいよ」

「え?うるさくてうざいを?」

「傷つく事しか言わないんですか!?」

「…。夜中に後輩が元気すぎる。近所迷惑だろうが」

「…。だって…」

「甘えん坊。寝てくれ」

「あ、甘えん坊…」

「だろ?」

「…。先輩と居る時はいいんです」

「なんとまあ…。俺…。大変なこっただな」


すると海夜が俺にもたれてきた。


「…。おい、寝るなら普通に寝ろよ。人を使うな壁じゃないんだから」

「甘えます」

「開き直ったよ」

「眠くなるまでこうしてます」

「…。うざい」

「絶対動きませんよ?」


そう言いながらしっかりこちらに体重をかけてきた海夜。まあ全く重くはないが…。なんでこんなことになったのか。誰か説明を求。である。


隣を見ると…。ホント落ち着いているというか。いい顔している海夜が居たのだが…。うん。こういうのを見ると…。


「動かなくてもいいけどよ」

「いいんですか?」

「ああ、そのかわり…。何してもいいか?」

「へっ?」

「俺も自由にするから」

「ちょ。ちょっとタイムです」

「なに?」

「じ、自由とは…?」

「 まあ、その名の通り?」

「だ、ダメです」

「海夜を押し倒して。とにかくくすぐりまくる。あっ、声が出るとだから…。やっぱりタオル加えるか?」

「お、恐ろしいこと考えないでくださいよ!」


俺がそんな事を言うと。海夜がもたれるのをすぐにやめた。っかくすぐりマジで嫌いなんだな。こいつ。

ってか押し倒すは…。ダメだよな。言葉を間違ったな。ちょっと眠くなってきたというか。いや時間的にだな。頭が回転してないからダメなんだよ。とか思っていると…。


「お、押し倒す…。は…。しても…。ですが」

「…。変態だー」


うん。おかしいやつがいた。

こいつも夜中だから変なテンションなのだろう。うん。多分。っか。まさかのそこだけ反応というか許可が出た?状況だった。

マジでこいつ謎だわ。とか俺が返事をすると…。


「な、なにがですかー」

「…。疲れたからおやすみー」


とまあこのままなんか言い合っていてもなので…。俺はベッドへ移動今度は壁側に寝転んだ。


あれだ、海夜が先ほどまで使っていた場所だな。すでに温もりは無くなっているがな。


「ちょ、先輩。そこ私の場所です。指定席」


するとすぐにベッドが揺れた。多分海夜が俺の後ろに寝転んだのだろう。っか寝ころんだ。だな。背中をなんか掴まれているというか。服引っ張られているし。服のびるだろうが。別にいいが…。


「…。睡眠妨害」

「場所取られました」

「大丈夫。俺は誰かみたいに蹴らないから」

「むー…。ってか…。押し倒すは…。してもいいのに…。なんで寝るんですか」


とぶつぶつ小さな声で海夜が言っていたのだが…。


「海夜。聞こえてる」

「ひゃっ!な、何がですか!」

「海夜って、変態ってか」

「ち、違います…。だって…。そりゃ…。ちょっとはどんなものかされてみたいといいますか…。先輩なら…」

「わかったわかった。夢でしてもらえ。だから海夜も寝ろ」

「ちょ…。もう」


それからというのか。まあ夜中にアホなことしていた2人は…なんだかんだと言い合っていたら…。というか横になったら以外とあっさり寝たらし。


次起きたら昼前だったとさ。


夜中にバタバタはするもんじゃないな。生活リズムが崩れるぞだ。

っかなんかいろいろあった気がするが…。寝て起きると…。曖昧になっていたんだよな。うん。眠い時に何かしても忘れる。である。

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