第24話 チョコ
冬休みは短いのですぐに大学は再開となった。
ちなみに海夜の方がちょっと冬休みは長かった。
まあ1か月も行けば大学生は春休み。2ヶ月ほどある長い休みに入る。
まあその前には学年末とかいう試験があるがな…。
っか大学、高校が再開してからも海夜とはよく一緒に居た。
というか。こたつむりに海夜がよくなりに来る。うん。よく来ている。
そしてこの前また「太るぞ」とか言ったらめっちゃくちゃ怒られました。はい。
どうやら正月ダラダラでガチで太っていたらしく…。ってまあ落ち着いてから聞いたら…。ほんのちょっとだけ増えただけというのが発覚したのだが…。っか俺的には海夜はもう少し食べてもいいのでは…。とか思ったりしていた。
そしてそんなこんなで日は過ぎていき…。
学年末試験の数日前。ノートやレポート俺は作っているのだが…。同じこたつには海夜が当たり前のように今日も居る。寒いからと高校帰りにそのままうちのこたつに飛び込んできた。
すると…。
「先輩」
「なんだ」
「真面目ですね」
「レポートは期限あるから必死なんだよ」
「邪魔したら…。怒ります?」
「つまみ出すだけ」
「…。出来るんですか?」
うん。なんか今試されてるな。とか思ったが…。いや、現況な。結構俺レポートとか必死なわけよだから…。
「海夜に触っても訴えないなら。すぐにでも実行するぞ。結構ギリギリだから。今回は科目数が多くて大変なんだよ」
と言っておいたが…。まあ雰囲気的にというか。どうやら俺が話し相手にならないからか海夜は暇らしい。
少し前には「学校帰りに他に行くとこないのか?」と聞いたら「ありません」と、はっきり答えられたっけな。相変わらず学校ではぼっちなのか…。って俺もだったか。
でも今は海夜の相手をする暇がマジでないので…。触れてもいい。と言われたら結構ガチで追い出す計画もあったが…。
「…。大人しくしてます」
「うん」
と海夜は追い出されたくはなかったらしい。
いや触られるのが嫌?まあなんか1回くらい運んだ。持ち上げた気がするが…。
まあ海夜の相手も少しくらいはしてやらないと部屋の雰囲気が悪くなるかもなので…。俺はレポートの区切りのいいところに来ると少し海夜と話したりしてレポートやらを終わらしていくという方針に変更した。
それからしばらくして…。
レポートはパソコンで作っているので俺は今画面とにらめっこしている。
先ほどからは本当に海夜は静かにしているのでこちらが集中すると海夜が部屋に居ることを忘れることもあったが海夜が静かなのはスマホでも触っているか。スマホのゲームとかでもしてるのだろと思っていたら…。
「って、寝てるし」
正面に座っていたはず海夜はちょっと覗いてみたら崩れていた。
そして俺はふと時計を見てみると19時半を過ぎていた。
どうやらちょっと前に一度海夜と話していたのだが。それから2時間くらい俺は集中していたようだ。
って、このままではダメなので海夜を起こすことにした。
こいつ学校帰りに来ていたからまだ制服からも着替えてもないしな。
「おい。海夜。風邪ひくぞ」
「…。ぅーん。あれ…。うん?私…。寝てました?」
「多分ぐっすり。もう20時前になる」
俺がそう言うと…。海夜の目がパチパチして…。
「…。ふぇ!?せ、先輩。起こしてくださいよ!」
「いや、レポート作ってたから俺も今さっき気が付いた」
「集中し過ぎですよ…。だから私が寝ちゃったんです」
「何故か俺の責任に…。ってほら帰れ帰れ。制服から着替えてもないだろ」
「…。動きたくないです」
「あのな、明日まだ平日だぞ?」
「お腹すきました」
「このわがまま娘…。ちょっと話し相手してやった後は寝てただけだろうが」
完全に後輩が炬燵に居着いてしまった。
どんだけ炬燵好きなんだよ。である。まあ俺も好きだけどな。
「…。はぁ…。わかった。晩御飯は作ってやるからとりあえず着替えてこい」
「先輩…。私の制服姿は嫌いですか?」
「なんの確認だよ。っかシワやらになるぞ。毎日着るんだから」
「大丈夫ですよ」
「っかさ、近いといえど制服で遅い時間に歩く。出入りってのはな…。ご近所さんに見られるとなんか…。じゃないか?前から思っていたが」
「じゃ、お泊りします」
「なんでそうなるんだよ!」
とまあそれから俺は海夜を一度帰らせました。
そして遅くなったが晩御飯。海夜が着替えに行っていない間に俺は冷蔵庫にあったものでさっと作った。
そして晩御飯のあとは俺はレポートの仕上げ。
そして海夜は帰る…。
とかの選択肢は今日も相変わらず無いようで…。
俺の横に来てレポート作っているところを海夜は見ていた。何やらどんなものを作っているのか気になったので見たいと言い隣にやって来てきた。
ってホントこいつ炬燵に居着いているよな…。
いつも通りといえばいつも通りの日常なのだが…。って海夜が隣に来たから炬燵の中では蹴りあいが行われたりもしたが…。まあそれはいいか。
それから少しして、やっとレポートが完成し俺が印刷やらしてるときに…。
ふらっと海夜が部屋から居なくなり…。ってまあ俺印刷していたからそこまで気にしていなかったのだが…。
また少ししたら水の音が聞こえてきて…。
俺がレポート完成。と印刷した紙をそろえてから背伸びをしていたら…。
「できたんですか?」とう声が聞こえてきたというか…。風呂上がりの海夜が部屋に戻ってきたという…。
こいつ完全に家を間違ってるよな?普通に生活しすぎだろ。
そのあとはなんか知らないが結局海夜は泊まって行って…。
翌朝俺が海夜を叩き起こすということがあったな。
最近の後輩の行動は予想ができん。うん。わからん。
っか朝から炬燵でまるまるしてる後輩を引っ張り出すのが大変だったな。遅刻するぞ。と何回か行ってやったんだが。ギリギリまでくつろいでいたな。
まあそんなとある日があって…。それからしばらくすると無事に大学は試験も終わり…。大学は春休みに入った。
すると俺はまた海夜に文句を言われた。
「先輩いないと。学校楽しくありません!お昼休みの楽しみが0です」
などと言われた。
まあ大学が春休みに入るまでは…。
ほぼ毎日大学に行っていても昼休みは海夜と会っていたからな。
寒さも関係なく晴れたら毎日海夜は来るから…。こいつはすごいよ。家ではダラダラなくせに…。っか俺も寒くても外で昼ご飯食べてるから…。すごいのか。うん。俺もすごいな。と、うん。自分で褒めておこう。俺もすごい。 である。
そしてまたある日の夜。
当たり前のように俺のところでご飯を食べている海夜が居た。
「ホント。海夜はぼっちだな」
「先輩に言われたくありませんよ。大学に居る時の先輩が誰かと話しているところ一度も見たことありませんから」
「まあ、それはそうなんだが…。でもさすがにもうクラスでの噂はなくなっただろ?たまには高校のクラスでも昼ごはん食べたらいいのに」
「まあ噂は確かに…。ですが…。お昼は先輩とが…。慣れましたから。それにクラスは…。なんか今まで居なかったですからね」
「なんか四六時中ってのか。海夜がずっと居る気がする」
「そ、そんなに居ませんから!」
「帰ったらこうやって乗り込んでくるだろ?」
「…。わかりません」
「なら明日は来ないと」
「…。わかりません」
「っか、俺が実家帰るわ。とか言ったら?」
「えっ!?帰るんですか?ダメですよ!」
めっちゃ焦った顔を海夜はしていた。
「なんでだよ!…まあ帰る予定はないが」
「当たり前です。先輩がいないと…」
「いないと?」
「…。ストレス発散ができません」
「ついに八つ当たりされそう…。っか真面目に春休みは長いから帰ることも考えてるからな…」
「…。なら…。ついて行きます」
「どこに?」
「…。先輩の実家?」
「やめろ」
「ついて行きます」
「海夜ってさ。結構強引だよな…。っかなんで後輩連れて帰らないといけないんだよ」
「…」
「次は黙るを選んだか」
「だって…。先輩居なかったら。1人ですから」
「ぼっちよ。今まではどうしてた?」
「むっ…。も、もちろん1人で生活して…。休みになったらたまに実家に帰って…。です。実家に帰らなければ1人で普通に…。生活していました」
「なら1人で大丈夫だろ?」
「…」
「何故黙る」
「…。先輩と…」
「俺と?」
「あ…。うーん。その…。遊びに行きたいですし…。休みになったら」
「ぼっちとぼっちが遊びに行くって」
「し、静かでいいと思いますよ。その…。クリスマスも楽しかったですし…」
「遊びにね…。」
「…。はい」
と何故か話していたら。春休みに海夜と出かける話に、、、?あれ?なんでこの話になったんだっけ?確か今まで1人で生活していたんなら俺が実家に帰っても大丈夫だろ?的な話をしていた気がするのだが…。なんかどこかで話が変わらなかったか?って、まあもう話は戻せないらしいが…。海夜からの遊びに行きたい!視線がすごいのでね…。
…。
…。
…。
そしてそれからしばらく…。
春休みだが俺は実家に帰るとかはなく。夕方帰ってくる海夜の晩御飯を毎日作るという謎な生活になりつつあった。
海夜曰く「先輩が勝手に居なくなると…。ですから。先輩の春休み中は毎日確認に行きます」らしい…。って、俺監視されてる?監視されてるよね?後輩に。とか思っている。
ちなみに2月は高校がまだ普通に授業があるので平日は夕方から海夜の相手。
まるで子守だ。
そして金曜日からはずっと俺の家に海夜が居るようになった。
なのでホント平日の午前中くらいしか。俺1人の生活時間がなかった。
なんでこうなったのだろうか…。
そして今日も海夜が多分この後やって来るはず。
ちなみに最近は今まで以上に真面目に俺は料理をしている。まあもともと別に料理は嫌いじゃないからいいのだが…。
なんかな。ネットやらでいろいろメニュー調べるようになったんだよ。
休みで時間があるから…。というのもあるが。
ほぼ毎日海夜が来るようになってしまったので1人ならカレーで1週間。とか同じ料理で楽することもできるのだが…。
さすがにそれは…。海夜に悪い気が。というか。食材やらはちゃんと海夜が持って来てくれているので…。それに買い物行けば海夜が付いてきていると材料の半分は海夜がお金を出しているため…。
献立は同じにならないように。と最近俺は努力している。
っかこれ海夜に上手いこと使われているような…。というか捕まったな。材料やらを海夜が一部出しているものがあるので俺が急に実家へ、ができない状況になったという。
なのでどうやらこの春休みは料理の勉強を俺はすることになりそうだ。
まあもしかしたら今後の役には立つかもしれないか。と最近は思いつつやっている。
とかそんなことを思いつつ。俺はスマホで時間を確認する。
「っか今日遅いな」
現在の時間を見るとすでに18時過ぎ。
普段は17時までには海夜は帰ってくるのだが…。今日はまだだった。
たまに遅くなる時は前日くらいに海夜から聞くが…。今日はとくに何も聞いてない。
なんか普段通りじゃないとなんか気になった俺はスマホを操作して…。
ってこれミスというか。前に気が付いたときになんで交換しなかったんだろうか?あの時…。あれか話がそれていってまた忘れた?とかちょっと前の事を思い出しつつ…。
「まだ連絡先交換してないわ」
とあまりに一緒にいるからか。
スマホを使って連絡するがほとんどないので海夜と出会ってから10ヶ月?くらい経ったのだが。未だに連絡先を知らないという事にまた気が付いた俺だった。
いやたまに連絡したい。というのは今までにも何回かあったのだが…。まあそのうち来るだろうから話せばいいか。という感じで。海夜もまあ待って居れば来るのでね。結局連絡先を知らないままで数ヶ月過ぎていたらしい。
そんなことを俺が思っていたらインターホンが鳴った。
ピンポン。
「はい」
返事をしつつ鍵を開けてドアを開けると…。海夜が立っていた。
「ただいまです。遅くなりました」
「今日はゆっくりだな。学校でなんかあったっけか?」
「えっ。その…。だ、だって」
「だって?」
なんか海夜がもじもじとしていたが…。あれ?俺そんなに聞きにくい事聞いた?とか思っていると…。
「まあいいんです。まずお腹空きました」
「はいはい」
と海夜が俺の横を通って家の中に入って来た。
なんか気になったがまあいいか。と俺もあとを付いていく。
そして今日も高校のことを聞きながらの晩御飯。これが最近の当たり前だな。
授業のことや苦手な先生のことや。面白い先生のこと。といろいろな話を今日も聞いた。
まあ後は…。愚痴とかもある。
ちなみに…。同級生やらの話はほとんどないな。いつも通り1人で。らしい。
海夜なら俺と違いすぐにグループとかに馴染みそう。入れそうとか俺は勝手に思っているんだが…。女子の世界は難しいのかね。
まあ俺も1人で生活してきた側の人間なのでそのことに関しては深く聞くことはなかった。
そして…。
「っかさ」
「は、はい?」
「海夜なんかあったか?」
「な…。なんでですか?」
そうそう。学校の話とかはまあいつもの事なんだが…。どうもね。さっきから海夜の様子がおかしいのよ。なにかの?タイミングを探っているというか。なんか言いたいのか。聞きたいのかそわそわしているというか…。なんかね。気になるんだよ。
「いろいろ反応ってのか。さっきからなんか怪しいから。ビクビクしてるというか。緊張しているというか」
「な、なんでもないです」
「なんか、隠してるような…」
「か、隠して…」
「るな」
「な、ないです!」
「か、体調悪いか」
「なんでもないです。今は気にしないでください」
「…。気になる」
「…。もう」
とりあえず今日の海夜はなんかおかしかった。
って今あることに俺は気がついた。
「そういや海夜。今日は制服のままだな。最近はちゃんと着替えてから来てたのに」
「あっ…。忘れてた」
そう、やっとというのか。少し前までは制服のまま。学校帰りのまま直で俺の家に海夜は来ていたのだが…。やっとここ数日?くらいかな。着替えてから来るようになったんだが…。今日はまた制服のままだった。って言ってから気が付いたが。帰りが遅くなって俺を待たせない為に直で来たのか…。とか言うのも考えたが…。様子が変なのは変なので…。
「やっぱり頭でも打ったか?」
「なわけないですよ!もう…」
顔を赤くしてプンプンしている海夜。
っか、これは熱…?ってより照れてる?なんで…。とか俺が思っていると…。
そこでニュースの流れていたテレビがバレンタインの特集を始めた。そして俺はピンときた。
「…。あー。なるほど」
と言いながら。海夜を見るとさらに海夜の顔が赤くなった気がした。
「…。な、なんですか。ち、チョコとか。き、期待しても…。その」
「俺なんも言ってないが」
「て、テレビが言いました!今!」
「はいはい。で、何?チョコ作り忘れて慌ててる?」
「ぼ、ぼっちがもらえると思っていたんですか!?」
「なんか。酷いこと言われたような…」
「って…。先輩は…。その…。チョコとか今までに誰かから…。もらったとかあるんですか?」
「あのな。誰かさんにぼっちと言われたばかりなんだが…。そんな奴がもらったことあると思うか?って、そもそも今でも海夜以外繋がりなんてないからもらうわけないだろ。人との接点ないんだからな。まあ今年は海夜がくれるみたいだが…」
「わ、わたしからはあると?」
「あるだろ?その雰囲気」
「な、なんですかその自信。普通は…。その無い無い。とか、言いますよね?」
「それは知らんが。最近スマホでチョコ使ったお菓子の作り方とかばかり調べていた海夜。ってのは知ってるが」
「へ、変態!い、いつ見たんですか!」
「待て待て。騒ぐなっか。その言い方は今の言葉だけ聞いた人が勘違いするからやめろ」
「あっ。す、すみません。って…。なんで知ってるんですか先輩。わたしが調べているっていうことを…。秘密だったのに…」
「いや、海夜が普通にこの机でスマホ置いて調べてるから見えた」
「覗かないでくださいよ…。馬鹿」
「馬鹿も言われたし」
「って、なんか雰囲気ぶち壊した先輩がいるので逆に普通に渡せますね。ありがとうございます。はい。チョコです。味は…。多分大丈夫なはずです」
と海夜の通学カバンから可愛らしいサイズの袋が出てきた。
「おっ、ホントにチョコ。って毒はないよな?」
「先輩…。たまに本当に刺したくなります。今凶器を探すところでした」
「いやいや怖い怖いって。悪かった。ってこれさ…。これ手作り?なんか雰囲気的に…」
「…はい。ネットで調べながら…。ですけど」
「まるで本命チョコだな」
「…」
「黙った」
「なっ…なんですか!ま、まず食べて味!味」
「食べて味?なんか言葉変じゃね?」
「感想!もう…。なんで先輩ぼっちなのにこういうの照れないんですかー」
「チョコもらったら。感想言えやらなんか文句言われている俺って…。まあじゃ1つ食べてみるか」
「…。どうぞです」
袋を開けてみると…。
チョコのマフィン?でいいのだろうか。小さなカップルに入ったマフィンが2つ。ってなかなか見た目はいい感じで美味しそう。香りもめっちゃ良い。
そして周りの紙を剥いてから一口。
ふんわりとしていてちょうどいい甘さのチョコマフィン。
ってこれ普通にめっちゃ美味い。
「…。これめっちゃ美味いな」
俺が感想を言うと一気に海夜の力が抜けたというか。
こちらを見つつ笑顔になっていた。
「よ、よかったー。時間なくて試食なしだったので」
「やっぱり毒味だったか」
「なっ。へ、変な物は入れてませんから」
「ってまあでもこれ普通にめっちゃ美味いぞ。せっかく作ったんだから海夜も食べてみたらいいだろ?2つあるし」
「…。せ、先輩が2つとも食べてくださいよ」
「自分はまた作るってか」
「は、はいそうです。今日は先輩に…。毒味です。はい。そうです次自分用を作った時にさらに美味しいものを食べますから」
「毒味言いやがったよ」
その後は…。
まあそれまでなんか緊張?してたのかは知らないが。少し前までの変な感じが海夜からは無くなり。海夜はいつも通りになり。
っか結局もう1つのマフィンも俺が食べていたら「やっぱり半分でいいからもらいます」とか言い出して半分持って行かれた。
ちなみに自画自賛していた。っかさっと手が伸びてきた思ったら。食べるまで早かったからなこいつ。やっぱ食べたかったんじゃん。と俺は思いつつ残りのマフィンを美味しくいただいた。
あとそういえばなんか先ほどはいろいろ言っていたがちゃんと考えてみたら俺…。
本当に初めてチョコもらったなと。まあマフィンだったが…。味がチョコだからチョコなんだよ。うん。
そしてなんかいつも当たり前のように一緒に居る海夜からもらったので海夜が居る時はそんなに感じてなかったが…。
海夜が帰ったあとふと考えていると…。
なんか変な感じだったな。っかこれお返しいるのかね?忘れると…。ホントに刺される未来?とか思いつつちょっとドキドキ?している俺だった。うん。忘れたら刺されるかもしれないからな。ドキドキだよ。
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