第2話 「- ÷ -」も考え方は同じ
倉庫にあるリンゴの数は、315個で、5個入りの箱に入れてある場合、
315個 ÷ 5個入りの箱 = 63箱が倉庫にある
リンゴ35個を5個入りの箱で店へ届けることになった。
35個 ÷ (-5個入り) = -7箱が倉庫にない(店にある)
店にあるリンゴは、
(-35個) ÷ 5個入りの箱 = -7箱が倉庫にない(店にある)
店から15個が5個入りの箱で、倉庫へ返品されてきた。
(-15個) ÷ (-5個入りの箱) = +3箱が倉庫に増える
というように倉庫から見た場合はこうなる。
店から見た場合は、店を「+」で倉庫を「-」として考える。
リンゴが5個入りの箱と8個入りの箱がある。リンゴの総数が115個で、8個入りの箱が10箱だとすると、5個入りの箱は何箱あればいいか?
5個入りの箱の数をX箱とすると、
5個入りの箱 × X箱 + 8個入りの箱 × 10箱 = 115個
8個入りの箱 × 10箱 = 80個なので、
5個入りの箱 × X箱 + 80個 = 115個
80個を115個から引き算する。
5個入りの箱 × X箱 = 115個 - 80個
5個入りの箱 × X箱 = 35個
35個を5個入りの箱に入れると何箱になるか?
X箱 = 35個 ÷ 5個入りの箱
X箱 = 7箱
5個入りの箱は7箱あればいい。
このように分かっていない数はX、Y、Zなどにして計算していけばいい。
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