第3話 つるかめ算

 つるXとかめYの頭の数が合計36で、足の数が合計102本の時、つるとかめはそれぞれいくつですか?


 つるXとかめYの頭の数の合計は、

 X + Y = 36


 つるXの足は2本で、かめYの足は4本なので、足の数の合計102本は、

 2X + 4Y = 102

 という式で表せる。


 つるXの数は、つるXとかめYの頭の数の合計から、かめYの頭の数を引き算すれば分かる。

 X = 36 - Y


 2XのXに36 - Yをあてはめると2(36 - Y)になる。


 2(36 - Y) + 4Y = 102


 2(36 - Y)は、2 × 36 - 2 × Y なので、72 - 2Yと表せる。


 - 2Yは、かめYの4本の足をつるXの2本の足と同じ本数にしたので、かめYの足は2本足りないということ。


 72 - 2Y + 4Y = 102


 頭の数の合計36をすべてつるXの2本の足としたら72本にしかならない。そこで、足の数の合計102本から72本を引き算してみる。


 - 2Y + 4Y = 102 - 72


 - 2Y + 4Y は、2Yになるので、


 2Y = 30


 余った30本の足は、かめYの残り2本の足のぶんということになり、


 Y = 30 ÷ 2

 Y = 15


 かめYは15匹。


 X = 36 - 15

 X = 21


 つるXは21羽。


 つるかめ算のようりょうで、リンゴが5個入りの箱Xと8個入りの箱Yがある。箱は合わせて17箱。リンゴの総数が115個の時、5個入りの箱Xと8個入りの箱Yはそれぞれ何箱か?


 X + Y = 17


 5X + 8Y = 115


 X = 17 - Y


 5(17 - Y) + 8Y = 115


 85 - 5Y + 8Y = 115


 - 5Y + 8Y = 115 - 85


 3Y = 30


 Y = 30 ÷ 3


 Y = 10


 8個入りの箱Yは10箱。


 X = 17 - 10


 X = 7


 5個入りの箱Xは7箱。

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