Q.041~050 他のネット作家さんの小説は読みますか?
Q.041 リアリティと個性、どちらを優先させますか?
▼個性をいかにリアリティで補強するか、というのを優先しています。
Q.042 主人公はどちらかというと、強い・弱いどちらですか?(戦闘や押しになど)
▼自分の力量を見誤りすぎて身動きが取れなくなるような最弱キャラだと思います。精神的に弱すぎます。いわゆる俺TUEEEE系主人公と対極にあるような造形が多いと思います。
Q.043 女主人公と男主人公、どちらの方が多いですか?
▼生物学的女性主人公です。
Q.044 好きな作家さんは誰ですか?
▼作家買いするくらい好きな作家はウラジーミル・ナボコフです。彼の著作は全部集めて読みたいくらい好きですが、いかんせん1冊で5000円以上するものもありますし、ナボコフ自身ロシア語と英語で出している本があります。つまりロシア語からの翻訳か英語からの翻訳かといった違いや、それにともない翻訳者が違うという点で同じ作品が何冊も(例えば『カメラ・オブスクーラ』『マグダ』『マクダ』『マルゴ』はすべて同じ作品の訳者違いです)出ていますし、つねに購入のタイミングを見計らっています。詳しくはウィキペディアのナボコフのページを開き「作品」の項を見てみてください。現在は新潮社から刊行中のナボコフ・コレクションをコンプリートしようと奮闘中。次点でスタニスワフ・レム、彼の著作も国書刊行会からコレクションシリーズが刊行されているので集めています。
Q.045 他のネット作家さんの小説は読みますか?
▼数はそんなに読めていませんが、読むときは最後まで読むようにしており、「作品フォロー+完結済み読了=★3レビュー」がほぼ確約されています(ほぼ、というのは読みたい気分にムラがあることによって読了時期が未確定であるためや、フォローを外す場合があるからです)。ことウェブ小説において「最後まで読まれる」ことがいかに難しいかをご存知の作者さんが多いと思うので、「最後まで読み続けられる」という時点で★3レビューを付けることにしています。ここは自分のポリシーとして貫いています。どんなレビューを書くのかはレビュー一覧から見てみてください。
Q.046 読むならば、好きなネット作家さんは誰ですか?
▼いまのところウェブ上で作家読みをする方はいませんが、気になった作品はどんどん読みます。作品フォロー一覧やレビュー一覧を見て「もしかしたら気に入ってもらえるかも」と思っていただいた方はコメントで自薦してください。とくに文体や世界観が個性的で気になった場合はフォロー等します。
Q.047 好きな作家さん、ネット作家さんの好きな部分はどこですか?
▼前述したナボコフは、溢れんばかりのユーモアに言葉遊びのフリルを飾り付けたドレスを着て優雅なステップを踏んだような文章を自身の作品に取り入れており、それによって登場人物たちの洞察や情動に一層深みを与えているところが好きです。9月に亡くなった米最高裁判所裁判官のギンズバーグ氏が学生時代にナボコフから教鞭を賜っていたようで、正しい言葉と語順によって伝えるイメージやアイデアに大きな違いを生む可能性について言及(LITERARY HUB : https://lithub.com/ruth-bader-ginsburg-on-how-vladimir-nabokov-influenced-her-writing/)しています。レムに関してはSFというジャンルに文学的素養を付加して、読者に驚きを与えるとともにこの世界の不可解さをも感じさせる奇妙な雰囲気の作風が好きです。
Q.048 一次、二次、文学、ライト、プロ、素人関係なく、お薦めの小説/参考にしている小説はありますか?
▼ナボコフは当然おすすめします。存命の作家であれば小川洋子さんをおすすめします。登場人物に気に入らない人がいたり、不器用でもまったく構いません。そういう人もいるのが人間の描き方なので。物語も同様に山あり谷ありでなくていいと思います。ただその作品の世界観の描き方は作者さんが可能な限り美しくあってほしいと思います。ナボコフと小川洋子さんはその点において唯一無二だと思います。
Q.049 同じ物書きとして、パクりはどう思いますか?
▼パクリは許せませんが、自分の作品は二次創作ならOKです。
Q.050 作者が自キャラに萌えてしまっている現象、どう思いますか?
▼ミステリーの大御所・東野圭吾さんが自作の登場人物にあとがきでそのような意味で言及したことがあるようで、それについて良く思っていない方の文章に出くわしたことがあります。それを読んだ当時は「自キャラに萌えるのはよくないことなのか……」と思いましたが、いま改めて考えてみると登場人物は作者の投影でも読者の投影でもない赤の他人なので、道徳的な範囲で好きなようにすればいいと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます