第3話

「オトコどもをどうしてやりたいって?」

マリアが声のしたほうを見ると、バラを

一輪、口にくわえたクラス一のイケメンのアイトが出口のドアにもたれかかって腕組みしていた。

「キャーツ、アイトーーーーーーーッ!!」

ナオとルイカがアイトに群がる。

マリアはアタマを抱えた。

「ボクのかわいいベイビーたち。元気だった

かい?」

「ハイ、元気でした!」

ナオとルイカが声を合わせる。

「そう、じゃあオデコにキスしてあげようか」

「キャーツ」

アイトが二人にキスをした。

「アイト〜ーーーーーーーッ!」

「ヤメンかーい!!!!!!!!!!!」

マリアの怒りが爆発した。




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