第4話

「イヤァーッ。ボクのバージンちゃん。

元気だったかい」

アイトがマリアのほうにやってきた。

「しっかし、いまどきバージンでいるのも

大変だろう。マスコミから取材がきたり

しないかい」

「こんわい、そんなもん!」

「意外だね」

「じゃなーい!!」

マリアがたまらずイスから立ちあがった。

「ステキだ。まるで大粒のダイヤモンド

を見ているかのようだ」

アイトがマリアをアゴクイしながらキラキラ

した目でいった。

「なっ、なにいってんのよ。どうせアンタも

中出ししたいだけなんでしょう」

「中出し?」

アイトがキョトンとした顔をした。





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