森緒 源です。
拝読しました。

失礼ながら感想を申し上げます。

高校生の恋愛と、隕石落下による「地球最後の日」、そして二人の抵抗。
着想としては面白いと思いました。

文章力も普通に読み進めるに特に問題ないかと…。

ただ、話の構成がちょっと…特に第１話は最初意味も状況もよく分かりませんでした。

告白したのが女の子の方からだったと気づくのに時間がかかったし。

地球が終わるという内容をなぜ第２話まで明かさないのか？…あえての作者の考えがあるのか？

普通に読者の気持ちで言えば、いくら何でも高校生の微笑ましい恋愛よりも、隕石落下による地球滅亡の方が内容が圧倒的に重いし、インパクトが強いので、高校生の可愛い恋愛を軸に進めることに違和感を覚えちゃうし、その中で「地球滅亡まであと何時間…」とか言われても全く緊迫感が伝わらないですね。

特にこの話、二人の恋愛がコメディタッチだし。何の悲壮感もないから読者はなおさら変な感じしかしないですねぇ。

いくら何でも話の背景に主役二人が全く溶け込んでなさ過ぎる。

こういう話ならいっそのこと、最後に本当に隕石打ち返して地球救ったぞ！っていうラストにすれば全く最強のコメディになって面白いかも知れないなぁ。


…ってことで。

ここで終わるのが良いんですが続きが出来そうですね。
ちょっと読んでみたい気もします。