達見さんらしい痛快コメディ。現実ではあり得ないその設定を見事に書き切ってしまうのが、作者様の素晴らしいところ。公務員にクレームをつける輩をやっつけに来た、と思ったら……。やっつけるんだけど……。そこから先は読んでからのお楽しみ。
我々は、誠実かつ公正に職務を執行することを宣誓した身。どんな時も、誠心誠意尽くさせて頂きます。 だけど……。 私、これからは理不尽なクレームにも、心が折れない気がします。胸の中に、一緒に闘ってくれる白タイツ姿の貴方がいるから。 我々は公僕だが、下僕ではないっっっ!!! 謎のヒーロー、公務員仮面。 きっと、皆さんは爆笑。 公務員は、号泣……(´;ω;`)(この物語、カクヨムに隠れ潜む公務員の皆さんに読んで頂きたいなぁ……✨)
痛快コメディ。市役所にやってくるさまざまなクレーマー。どれだけ理論立てて説明しても、彼らの感情論を抑え込むことは出来ません。「あー! このクレーマームカつくー!」読者がそう思ったとき、彼は突然現れます。その名も、公務員仮面。理不尽なクレーマーには、より理不尽な力を持って戦うしかない。世の中に実際に居るであろうクレーマーが倒れて行くシーンは、スカッとしました。