第6話 【ステータス開示】その1
タクト・クリアス
年齢:18歳
出身:ジグラ村――帝都から東に山を二つ程超えた場所に位置する小さな村。
適正職:『剣士』
所持スキル:『
経歴:冒険者である父が旅の途中でジグラ村に立ち寄った際、村の娘であった母と出会いそのまま2人は結ばれた。
タクトが生まれた後も父は魔獣に関する研究を行うため度々村を離れることがあり、幼少の頃はその帰りと母と共に待つ時間が多かった。
いつしか彼自身も父のように世界を見てまわりたいと思うようになり剣の腕を鍛え、18になった際、村を出て冒険者ギルドへと加入を果たす。
しかし実力は決して高いとは言えず、ようやく誘われたパーティーでも下に見られ顎で使われることがほとんどであった。
ついには囮として見捨てられることとなったがその際に獲得したスキルで窮地を脱する。
奇妙なスキルを武器に何か大きなことができるのではないか、と思っているのだがまだその全容は彼自身掴むことができないでいる。
今はエルナという怪しげな女性に行動を観察されている。
エルナ・オルフェリア
年齢:19歳
出身:■■
適正職:『魔法使い』『僧侶』『魔法騎士』
所持スキル:『風魔法:スキルランクA』『火炎魔法:スキルランクA』『水魔法:スキルランクA』『回復魔法:スキルランクA』『解析術:スキルランクB』『探索術:スキルランクB』『■■:スキルランクS』『■■:スキルランクEX』、他基礎的な魔法は一通り一定の水準で使用が可能。
経歴:■■であり■■。(情報が意図的に隠されているため開示不能。以下現時点で開示可能な情報)
タクトの前に現れた魔法使い。
“優秀な魔法使い”を自称する通り数多くのスキルを高水準で使用することができる。
タクトとパーティーを組もうと提案をしたが感触があまり良くなかったのでとりあえずしばらくはその行動を観察することを提案。
真っ黒で身動きのしやすいローブに身を包む栗毛色の長髪をふわりと揺らす姿はしなやかな動物のようだな、とタクトは思ってもいる。
また癖なのか、話をするときに目をまっすぐに見つめてくる。
ギルドの一員らしいが少なくともタクトは今まで彼女の姿を見たことはない。
ログラス・マクマット
年齢:27歳
出身:ダルタン村
適正職:『戦士』『武闘家』『剣士』
所持スキル:『筋力補正【斧】:スキルランクD』『筋力強化:スキルランクF』
経歴:タクトのかつての仲間の戦士。
村一番の力自慢であり金稼ぎにギルドへ加入。
単純な筋力はそれなりにあるのだがその他の魔法の腕や知識の面は今一つであり上に行くこともできず中級~低級クエストでできそうなものだけをクリアする日々を過ごす。
ジル・ドット
年齢:24歳
出身:蔵書の街アーシャ
適正職:『魔法使い』『魔法剣士』
所持スキル:『火炎魔法:スキルランクD』『氷結魔法:スキルランクE』
経歴:タクトのかつての仲間の魔法使い。
魔法使いの一族に生まれ幼い頃より教育を受け、実力試しにと冒険者ギルドに加入。
自信家で神経質な性格をしており本来なら自分はもっと上のパーティーに参加できるはず、といつも考えているが実際には他所のパーティーから声がかかることはない。
モルーナ・キュラス
年齢:秘密
出身:帝都管轄区サラン
適正職:『僧侶』『魔獣使い』
経歴:タクトのかつての仲間の僧侶。
帝都近くの管轄区生まれの中流階級の出身。
魔法などに関する知識は学校で学んだ。
本人は適当にほどほどの相手と結婚でもして楽に生きていこうと思っていたのだがスパルタな両親に心と体を鍛えるためにと冒険者ギルドへ加入させられ家に戻ることもできず、かといって辛い思いはしたくないので低級クラスのクエストだけに挑みたいと思っている。
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