ロリ巨乳無口天使寝落ち系美少女(属性大渋滞)
「私、ソフィ。よろしく」
ノリで契りをしてしまったので(おい)後日改めて説明をして、今日正式にソフィをうちのチームに加えることとなった。会場は例の如くジータの家である。
「おねーちゃんかわいー!」
クララの言う通り、ちゃんと服を着たソフィは想像以上にかわいかった(っていうと失礼か)。まず契った時にも思ってはいたが、薄めのブロンドの髪から神々しささえ感じられて幼い顔立ちから天使の申し子とかにも見える。
服装は戦闘服らしく、白とゴールドを基調とした衣装だ。下半身には金色の鎧のようなものがついている一方で、上半身は白い布地になっていてわきの辺りから上は露出していた。大きな大きな胸の谷間もしっかり見える。手は腕の途中まである白くて薄い手袋と、アナのものとはまた違う黄金色の石がついた杖を持っていた。
「それで、ソフィは回復魔法が得意なんだっけか」
「そう」
「……実際戦ったりしたことはある?」
「ない」
「……」
会話が続かねえ!! 単語しか喋れんのかこの子は!!
「ソフィは回復魔法については学校の歴代でも三位の実力を持っているんですよ」
すかさず同級生だというアナがフォローを入れる。学校でも常にこうしてフォローしてあげるような間柄だったんじゃなかろうか。
「一応回復役としてうちのチームの回復を主にお願いしたいんだけど。攻撃とかはしなくていいからさ」
「……そう」
「魔力とかって無限じゃないと思うんだけど、何回分くらい回復できるとか自分で分かるもんなの?」
「しらない」
「アナさんこの子本当に回復魔法の名手なんですか」
「うーん、実力はあるんですけどね……。ちなみに魔力量は自分では分からないので切れたところでおしまいです」
またアナが答えてるし。うーん、もう既に先が思いやられるな……。
「そういうわけだからジータ、クララ。ソフィの護衛を頼むぞ」
「了解」
「わかったー」
まあ最悪一人使い物にならなくてもなんとかなるだろう。こういうかわいいのを置いとけば多分みんなの士気も上がるだろうし。
「それじゃソフィ、今度の実戦よろしくな」
「……」
「……?」
「…………ぐぅ」
「寝てんのかよ!!?」
「活動限界時間がきちゃったみたいですね」
活動限界時間って何!?? ウルト〇マンなの!!? まだ何もしてないけど!!?
「……戦ってる途中で寝たりしないだろうな」
「ないとは言いきれません」
なんだよその国会の答弁みたいな返しは! しかもその気まずそうな顔、どう見たって「昔同じようなことがあったけどソフィちゃんに悪いから黙っておこうかな……でも嘘をつくのも罪悪感あるしどうしよう」の顔じゃねえか!
「……本当にこんなんで大丈夫なんだろうか?」
ソフィとの実戦は三日後と言うことに相成った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます