秘密組織やチームものは読んでいてとても楽しい。
そのことを再確認出来ました。
最初は登場人物が多く、加えて詳しく一人一人が描かれていないので混乱しましたが、それが全力疾走するようなスピード感に繋がっていて良いのです。
青春群像劇というジャンルに当てはまるのかは分かりませんが、アベンジャーズなどキャラの会話が好きな人はきっと楽しめるはずです。
主人公たちの背景よりも、スパイアクションのようなミッションを遂行する物語が面白いです。
まさか製薬会社でそんなものが作られているとは。
壮大なストーリーが展開できそうな設定なので攻略する対象も派手な方がいい。
そこをしっかりと理解して執筆されているのが伝わってきます。
謎の男も登場し(わくわくする戦闘を繰り広げます)何かじっとりとした悪意が蔓延しているかのような不気味さがあります。
とはいってもシリアスだけというわけではありません。
コメディのような微笑ましいキャラの会話は読んでいるだけで楽しいです。
隠れて指名を成し遂げる秘密組織の良さを十分に味わうことも出来るでしょう。
この秘密を一緒に共有してみませんか?