素敵なお話でした。
魔女も実は己の寂しさから二人にやむなくしたことだったのですね。
また、耳が聞こえないことと、目が見えないことにも普段の生活の中での意味が見いだされていて唸らされました。素晴らしいです。
一緒にいても同じ‘言葉'で話すことのなかった三人の関係。
心の内も含め、互いに全てを知ってからこそ、同じ‘言葉で話してこそ'本当の家族になれる。
そんな風に感じました。
穏やかな気持ちになりました。ありがとうございます。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございました。
魔女視点では自らの寂しさゆえに弟子たちに不便を強いたことになっているので、慕われているとは思っていなかったようです。弟子たちの暴走があってやっと本当の家族になれた……ということで、ほっこりした読後感になっていれば幸いです。
こんにちは。悠井すみれ様はずっと気になっていた作者様でしたが、なかなか伺えず……。
本日こちらの短編をまず読ませていただき、引き込まれました。
西洋のファンタジーを読んでいる気分になりました(もちろん称賛のつもりですが、そういうおつもりでなければごめんなさい。こう申し上げてお気を悪くされないと良いのですが)
呪術や魔法の様子が細かくて勉強になります。お師匠様がもしかしたら一番心に弱いところを持っているのかもしれませんね。
人間は、と師は言いますが、心は同じ。幸せになるのはこれから、ですね!
作者からの返信
ご返信が遅くなり、申し訳ございませんでした。また、お読みいただきありがとうございました。
児童文学的というか、古き良き……な雰囲気が醸せているということかな、と勝手に解釈させていただきまして、喜んでおります。
長生きしていながら、臆病になっていた師匠ですが、弟子によって強引に殻を破られた形ですね。末永く仲良く幸せに暮らせると良いです!