第90話.悪魔のダンジョン16
(´・ω・`)…。(前回のゲーム脳は。)
(#◎皿◎´)卵を覗き込む者は卵に見られています。
------------------------------------------------------------------
「生まれるのか?」
開いた卵の中は膜に覆われて…。
鼓動が聞こえる。
生きているのは間違いがない。
「イエーイ!!お父様だ!!」
いきなり卵から飛び出した少女…。
「おわっ!」
首にぶら下がる全裸少女。
「リアルおとうさまー!」
「えーおはよー。」
次々と卵から這い出す全裸…。
「ウーナ、テンション高いわね…。」
「うーん、何か外って変な感じー。」
「はあはあ、おとうさま、おとうさま。」シコシコシコシコ。
頭髪の色や形はまちまちだ。
「ぬふふっーいい匂いー。」
身体を擦り付ける少女、既に胸のふくらみも在る。
装備、全裸少女のまま周囲を見渡す。
「全員そろっているのか?」
「はーい。」「あ、初期の段階で仮称番号の8番と22番、45番が廃番になりましたー!」
「「「再番号配置で、47名全員揃っていーます!」」よ」
「そうか…。」
意外に成功率高かったな。
「はあ…。」
「どうしたの?クア・セプテム。」
「会話するってしんどいわ…。」
「うーん、ずっと念話してたから確かに…。」
「おとうさま!生まれるまでずっとみんなで相談してたんです!」
「おお、そうか。では俺の記憶は判るかな?」
「はーい、お父様の記憶も、翔ちゃんの記憶もあります!!」
「ラーメン食べたいです。」
「肉まんも…。」
「でも、お餅はかんべん。」
流石悪魔学習装置だ。
産まれるまでに睡眠学習だ。
どちらかと言うと
「では魔法知識も在るのか?生まれた理由も?」
入力した記憶を確認する。
「はい!お父様を亡き者にせんとする憎き悪魔を滅ぼします!!」
「親兄弟を愛して隣人を敬い、家族を作って社会を構築します。」
「科学と技術で文明を発展させ、法を敷いて豊かな文化を作ります。」
47人が並んで合唱する。
「「「動作確認は全て完了済みでーす!」」」
皆、14,15歳の美少女で…。
胸の膨らみに、股間に凶悪な男の子。
「では…。装備を生成しろ。」
「「「はーい!」」」
一瞬で
黒ゴスロリ・ミニスカ姿に変身する
衣装は微妙に皆、形が違う。
黒く見えるだけが共通点で紫や赤黒い衣装も在る。
足のタイツの長さもまちまちだが、ブーツや靴はハイヒールで統一している。
思い思いの武器を生成している。
髪飾りも色々だ。
初期記憶を有しているだけで個性が在るのだ。
サーベルと盾、槍に小弓、大斧に大ナイフ、マスケット型の光線銃にサーベルを持っている棒付き天使も居る。
47士が揃う。
「さあ、では、行こうか。」
記憶は共有しているので説明は要らない。
「「「はーい!!」」」
これから経験と学習により分化が起きるだろう…。
俺を先頭に47士が二列横隊でダンジョンを歩く。
目指すのは魔王ダンジョンの一番奥。
何もない部屋に到着すると、床が光っている。
47士が紋章の中に並ぶ。
「うむ、頼んだぞ。」
「悪魔を滅ぼして文明を構築しまーす。」
「ああ、姉妹喧嘩するんじゃないぞ?」
「はーい、面白そうな生物を見つけたら見せに来まーす。」
「楽しみにしている、時々遊びに帰りなさい。」
「戦況報告は順番に来まーす。」
「うむ、うむ。新たに
「「「はーい!」「では、征ってきまーす。」」
紋章が光り…。
棒付き天使達が消える。
討ち入り完了だ。
「これで…。悪魔は滅びるだろう。でないとコッチが絶滅するだけだ…。」
魔王のメスの卵を集めよう。
紋章を改良して
特殊環境や局地戦に対応した
翔ちゃんの知識にもある。
数、限りない
「そうだ、俺はプロデューサーだ!アイドノレ・マス夕ーを目指すのだ…。」
全ては俺の息子達、量産型の
------------------------------------------------------------------
|皿●´)新しいアヘモンじゃ。
(#◎皿◎´)俺が作った
(´・ω・`)…。(高確率で怒られそう。)なお、初期のアイデアをそのままです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます