第87話.悪魔のダンジョン13

魔王のダンジョン攻略は進んでいる。

中層域を突破して下層に入った冒険者情報もある。

冒険者達の損耗も多いが、殆ど初心者なので仕方が無い。

他の領地からの出稼ぎ組が多いのが魔王ダンジョン町の特徴だ。

金が集まると人が集まり、銭を呼ぶ。

銭の噂に吊られてホイホイやって来る迂闊な連中だ。

アホみたいな話だが…。

収集した情報の解析を行っている。

群衆をコントロール下に置くためだ。

統計上、どうやら初心者の死亡率が高い。

どうやら他の領地では領民に軍事教練を施していないらしい…。(驚愕)

領主奴らどうやって戦争する気なんだ!?(軍政マインド)

その為、我が領地の初等学校から軍事教練を受けている。

我が領民の冒険者に死者はほとんど居ない。

良い事はホイホイやって来る(領地)外の商人も居る事だ。

無論、商人の中には女を連れてシモの商売をする連中も居る。

丁度良い、昨今、捕虜の女騎士アヘモンの帰還が始まって居るので取締はしていない。

此方は税を取って赤線で対応している。

路上での個人営業は厳しく取締っている。

風紀の係わるからだ。(表向きは)

流石に個人間の恋愛には文句は言わない、何せ公営の連れ込み宿が在るからな…。ニチャァ

アジルからの報告書を読む…。

どうやら俺の追っている牝型魔物に近づいている様子だ。

ゲームで出て来るダンジョンとは様相が変わって居るが、出る物は変って居ない様子だ。

侵攻状況を加味して、それとなく便利アイテム俺の作った魔法の武器を市場に出している。

つまり冒険者に支払われた銭の回収率は非常に良い。

貴重なアイテムが低コストで収集出来ている。

その為、対魔王用の武器の計画が出来る様に成って来た。

俺は屋敷の執務室に並ぶ資料を整え天井を見上げる。

「問題は誰に任すか…。だな。」

対魔(王)任(務)か…。

「まあ、先に上級悪魔の捕獲が必要だ…。」

上級悪魔を素材にして武器を作るのだ。

「感度65535倍を目指そう。」

数値目標的にはそこら辺が常識的だ。

何せ記述ワードが多くなる。

ドアが鳴る。

「お茶をお持ちしました。」

ふむ、よく聞く声だ。

「ああ、そんな時間か。」

机の上の書類をそのままに立ち上がる。

ドアが開くと…。

困惑した顔のスパスに笑顔でワゴンを押すイネス…。

工口ツーピースメイド服を着ている。

応接用の椅子に座るとお茶の用意をするイネス。

「イネス、ココは熟れたか?」

「はい、皆さんに良くして頂いております。」

困惑顔の工口メイド達…。

本妻が乗り込んで来たのだ。

女達の心情も解る。

俺も複雑だ。

「はい、どうぞ。」

「うむ、頂こう。」

カップを持つ。

菓子もある。

壁に並ぶツーピース・ミニスカ・メイド団。

白黒エルフに帝国の娘、領民の娘達全ての種族が揃う。

短いスカートにフトモモをさらけ出したイネスは始め恥ずかしそうだった。(歳の為。)

が、熟れた様子だ。

「うむ、美味いぞイネス。」

イネスはフランの家を追いだされた…。

「はい、ご領主様。」ニチャァ

理由は不倫だ。

俺が仕事にかまけて相手(激流)を怠ったのが原因だ…。

しかし、浮気の相手が悪かった。

最悪だ。

浮気相手間男の子まで身もごってしまった。

他の妻達の心象も良くない。

しかし、フランは”子供は悪くない!”の理由で…。

生まれた男の子ハルトはスクスクと王都で育っている。

フランの浮気の結果の子供…。

俺がされ男NTRになってしまった。

呟く。

「しかし…孫か…。」

イネスの不倫の相手はクロウ息子だった。

身体が大きくなったクロウに”ついムラっ”と来たイネスが誘って簡単に筆を下ろしたらしい。(意訳)

無論ソコまでたどり着くのには多くの言葉の応酬が在ったが。

”ごめん。”

”寂しかった。”

”あの子は悪くないの…。”

”あんなに育つなんて。”

”もう二度としないから。”

『クロウは…。たしかイネスも授乳していただろ。何故…。』

母と思えなかったのか?

その問いに破滅の笑みで答えるイネス。

”ええ…。その、背徳感が凄くて…。”ニチャァ

ダメだ、この工口フ何とかしないと!!

”とにかく、貴方と別れるのだけは嫌。”

まあ、不倫しても生まれるのが孫、程度なら問題ない。(大問題)

”まさか紋章が有るのに子供が出来るなんて…。”

絶望の工口フに俺が答える。

『いや、紋章は俺専用だが魔力パターンが合えば…。つまり、俺の兄弟や子孫とは出来やすいぞ?』

イネスの表情は衝撃だった。

次の日にはイネスが俺が書いた消える紋章を一生消えない魔法インクで上書き固定して見せて来た。

”どうでしょう?オットー様!”キャハッ

完全にガンキマリ廃工口フだ。

クロウとの逢瀬は一度や二度程度では無く。

百戦錬磨の工口フに鍛えられたクロウは…。

性的に無敵に成ったクロウは…。

学園で…。

多くのガールフレンドを…。

俺の性だ…。(皇帝の血筋。)

フランと妻達は息子達が性的に狙われているのを感じてイネスをファミリーから追放してしまった…。

異世界お約束の追放系だ…。

理由が人に言えない。(追放理由:痴女)

その為、イネスは俺の領地で俺の身の周りの世話をするメイドをやっている。

お茶を飲み干す。

「さあ、ご領主様。どうぞ…。この哀れな穢れたメス豚にお慈悲を。」

最早、肉奴隷ですらない。

紋章によって歪められてしまったイネス…。

本人はもう戻って来れない所までイッてしまった。

工口フ汁を滾らせ尻を出し壁に手を付く工口フ。

無論、俺の責任だ、シモの世話介護も…。




------------------------------


(#◎皿◎´)俺の…孫。

(´・ω・`)…。(詳しい話は…。)始まります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る