第50話40.女〇学生とオットー兵団1

(´・ω・`)はい、タイトル見て吹いた人は感想欄で懺悔してください。



威力偵察先は街道上を散開移動し、敵を発見した時点で撤退。

敵を発見できなければ集合して警戒任務に当たる。

集合地点は湖畔の瀟洒な宗教学校。

帝国語では”神聖レイシェル女学院”だ。

あの、生意気なアルカンターラの孫が通う学校だ。

あの娘は偶々実家に帰省した居ただけでここの生徒らしい。

資料ではアルカンターラが後援している宗教学校で帝国の各地から才華のある娘や貴族の子弟が集まっている”女学校”だ。(ココ重要)

つまり…。

解るな?

翔ちゃんの世界のお約束、テロリストボコ八ラムが学校に…。

もうやるしかない。

ゲームのお約束だ。

しかも、子女しか居ないので警備もアルカンターラに雇われた女騎士が二個小隊程度だ。

小山の上の学校は簡単にヒャッハー!が包囲した。

帝国軍の動きが遅いのは不思議だ。

コレでは我々は逃げきれてしまう…。

「”貴様等!何者だ!ココを何処だか知っての所業か!”」

キラキラ鎧の女騎士達が校門前で馬上で叫ぶ。

「”我々はロジーナ王国ビゴーニュ辺境伯だ。侵略に来た。全てを奪うので大人しく従え。命だけは助けてやる”ヒャッハー!」

「「「「ヒャッハー!!」」」オブツは消毒だ!!」

校門の前はモヒカンで大渋滞だ。

カール騎士団も居る。

騎兵同士が対峙しているので相手も手を出してこないのだ。

「”ば、馬鹿な!”」「”何と卑劣な!!”」「”貴様らの好きにさせん!”」

顔を赤くする女騎士も居る。

「”たぶん、貴公が考えている様な事をする。”」

「”なんと破廉恥な!”」「”させるか!”」

こいつらの脳内は腐っているのか?

娘っ子捕まえてアッハーンな事すると信じ切っている。(します。)

「”ココを通すと思うなよ!”」

騎士が槍を構えたので両手を合わせて電位差を作る。

「”では押し通る!!”」

謎の放電が女騎士達を撫でる。

「「ああーっ!」」(ヒヒーン)

落馬して転がる馬と騎兵。

校門前の女騎士は一瞬で無力化した。

「門を開けろ。コイツ等は縛っておけ、後で紋章を付ける。」

アヘモンゲットだぜ!!

「「「ヒャッハー。」」」

モヒカンのマスターキーが鉄格子の豪華な門扉をこじ開ける。

開いた校門の横にはシスター姿の年配の女性が呆然と立っていた。

「”貴殿が責任者か?”」

帝国語で語り掛ける。

「”そうです…。学院長です。”」

「”教師と生徒を全員校庭に整列させろ。”」

「”あの…。酷いことは。”」

「”それは君達の協力に掛かっている。”生徒が出たら一番高い塔を占領しろ。見張りと空中線を設置しろ。」

ココを占領すれば街道上が全て見渡せる。

「「「ヒャッハー!」」」

「”ひっ!お止め下さい。”」

「”自発的で無いのなら、我が兵が一人づつ引きずって捕まえる事に成るが…。抵抗した場合は…。”」

気絶したまま鎧を外され鎧下で簀巻きで運ばれる女騎士を眺める。

一か所に集めてアヘモンだ…。

随分と手早いな…。

「”わ、わかりました。”」

「”所でこの学院には全部で何人居る?参考数字で良い。”」

「”教員合わせてだいたい460人です。”」

「”解った。”おい、マルダーに馬車を何台廻せるか問い合わせろ。人が乗れれば良い。」

整列するモヒカンの横で校舎から続々と制服姿の生徒が出てくる。

皆ワンピースに上着の深い紺色の制服だ金糸の入ったブラウス。

貴族の子弟にふさわしい姿に見える。

「年頃の娘は全員持って帰る。」

「「「ヒャッハー!」」別嬪さん揃いだー!!」




生徒の整列は順調に進んでいる。

俺は無人に成った校舎を歩く。

無人の教室は机に教科書、ノートが出しっぱなしだ。

椅子も机も豪華な造り。

なので収納する。

上級国民の子弟の学校にふさわしい作り…。

さながら、学園物のゲームの舞台だ。

全ての教室を確認空っぽにして歩く。

科学室の様な場所で保管してある教材を全て収納する。

次は資料室だ…。

帝国の学校機材を捕獲して俺の領地に作る学校の参考にする為だ。

それに…。

黙々と部屋を空にしていく。

階段を昇り次の階に…。

広い校舎に有る資材は大量だ。

最後は、一番奥は図書室の…。

歩く俺のGUIに光点が表示される。

三つだ。

図書室に入るが…。

中に人は居ない。

本棚の中身をどんどん収納してゆく。

理由は簡単。

帝国の本を全て…。

GUIに収納品の列が増える…。

”メリーさんの恋文”

”乾いたフルーツケーキ(40年物)塩味”

収納一覧の中に変な物が混じる。

いやいや、青春だ…。

でも、ここは女子高…。

”双頭の張型”

おいおい、何でこんな物が図書室に…。

”個人誌(BL)”

うむ…。

”個人誌(百合)”

いやいや。

”個人誌(ハード芸)”

恐るべし帝国の大衆文化!!

一番奥本棚にたどり着く。

空に成った本棚。

この壁の向こうに光点が三つある。

本棚をサーチするが…。

本棚の向こうは石壁の様子だ。

この本棚に仕掛けは無い。

図書室を出ると…。

写本室が有った。

一応、念のため図書室のダァーをマスターキーで施錠する。

写本室のダァーを開けると…。

中には廊下にダァーが並んでいる…。

一部屋づつ確認空にしてゆく。

最後に一番奥のダァーを開ける。

資料室の様子だ。

ココだけ少し狭い。

壁一面の本棚で狭く感じるが…。

左側の壁、おそらくこの向こうに空間が有る。

その証拠に光点がMAP上にある、動かない。

本を収納してゆく…。

空に成った部屋の本棚をサーチ。

ココだけ、石の壁ではない。

MAPの光点は三つ。

おそらく、この向こうがセーフルームだ。

流石帝国、学園がテロリストに占領される様な状況を想定してセーフルームが用意されている。

素直に感心する。

脱出ゲームでは無いが…。

つまり…この向こうに樽娘達バーレルガールズが居るのだ。

「何か仕掛けが有るはずだ…。」

ドアならノブ構造…。

ストライク穴(ドア鍵の閂受け穴の事)が開く方向にあるハズだ。

上下真ん中。

もし、本棚全体が動くなら…。

本は重量が有るので堅牢なつくりに成る。

ドアレールが必要になる為、現状の厚さ的に引き戸は考えられない。

扉として上部に上るのも論外だ。

機構が大掛かりに成り過ぎる。

内部で向かい打つ構造なら相手の右側を圧迫する方が良い。

左開きドアのハズ…。

直ぐに見つかる。

中央の棚、一番下の底板が開いて中にはレバーが有った。

無論操作する…。

重い音がして軽く分厚い本棚が軋み音も無く動いた。

外開きの隠しダァーだ。

中は暗い…。

光点の一つが微妙に動いている。

セオリー通り左から切りつける気だ。

訓練された者の動きだ。

他の光点は動かない。

マントを外して投げ入れる。

「やっ!」

マントを切り裂く騎士の剣。

そのままマントを被った鎧がダァーから飛び出す。

俺のマントに穴を開け、振りぬいた手を掴み後ろ手に捕獲する。

マントが床に落ちる。

出てきたのは金髪、肩まで掛かる曲毛の女騎士だ。

「”くっ!放せ!”」

はい、樽娘バーレルガールズ捕獲成功。

剣を収納して鎧も収納してゆく。

腕を締め上げた女騎士を盾に前に進むと…。

壁には燭台掛けに蝋燭の火、薄暗いセーフルームの中には制服を着た女学生が二人…。

おぼこい顔だ。

「”こんなところに隠れていたのか?”」

ニヤリと笑う…。

恐怖で歪むおぼこい樽娘達バーレルガールズ

セーフルームの中には気の強そうな黒髪の生徒と亜麻色の髪の乙女、何となくマルカに似ている。

両方毛が長い。

「”放せ!私に触れるな!!おい!止めろ!”」

おっと、思わず女騎士の鎧下、チュニックまで収納してしまった。

上半身下着の女騎士。

馬臭い。

「”俺はロジーナ王国のビゴーニュだ。ビゴーニュ辺境伯と言われている。お名前をお尋ねしてもよろしいかな?お嬢さん。”」

「”私はこの場の警備隊長だ!”」

「”そうか…。では最後の騎士だな、貴官の部下は全て捕縛した。降伏せよ。で?お嬢さんお名前を。”」

「”わたしはこの学園の生徒会長です!この子は偶々居ただけです。”」

黒髪長い樽娘バーレルガールズが前に出る。

確かに気が強そうな凛とした顔だ。

「”ほう、ではその子は我が兵の慰み者に使おう。”」

亜麻色の髪の乙女を指す。

「”そ!そんな事はさせません!!”」

焦る生徒会長の表情で…。

いや、警備隊長と生徒会長が守る少女が只の娘のハズが無い。

「”くそ!何をする心算だ!”」

暴れる女騎士の耳元で囁く。

「”決まっているだろう?兵が女騎士を捕まえたらする事だ、娘を捕まえたら…。我が王国では古来より帝国兵に散々やられていた事だ。”」

女騎士の髪の毛を掴む。

「”くそが!貴様なぞに…。”」

もう既に下着状態の女騎士…。

お嫁さん紋章を収納から出す。

「”君達にはコレを授けよう…。”」

「”なんだ!ソレは!!”」

「”こうするんだ…。”」

女騎士の腹に布を充てる。

一瞬で灰になる。

臍の周りが光りだす…。

もう、見飽きた。

だが、女の反応は面白い。

「”ひああああああぁ!”」

女騎士を開放して両手を広げる。

「フハハハハハ!”解るか!この感覚が!!”」

「”あひーーーっ!!”」

紋章が女騎士をアヘモンへと…。

崩れる前に騎士は椅子の背もたれに両手を付いて踏ん張る。

内股でアヘる女騎士…。

驚いて息も出来ない樽娘バーレルガールズ

「”異形の魔法使いの淫乱の魔法…。そう呼んでいるらしいな。俺の事を!”」

嬌声を揚げる女騎士の声を亜麻色の乙は耳を塞いで抵抗している。

「”そんな…。まさか…。”」

生徒会長が絶望に震える。

樽娘バーレルガールズが恐怖で立ちすくんでいる。

「”俺がその魔法使いだ!!フハハハハハ!”」

君達にこれからド工口っちい事するのだ!!


















                  (〆◎皿●´)アヘモン・センター!!







(´・ω・`)続きはアヘモンセンターで…。(今回も書いてあるのでご安心ください。)

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