ある明治の文豪曰く

「なんで日本っていつまでもハンコ文化でデジタル化進まないんだろうね?」

「そりゃあ、明治の文豪も言ってるでしょ“印影礼賛”ってね」

「なるほど、つまりハンコはえっち?」

「変態の頭文字をとって女学生がエッチと言い始めたのが始まりだから一理ある」

「谷崎に続いて急な知識マウントやめろや。」

「まあ、明治の女学生だけに“ミッション”だと思ってる感はある。」

「追撃まですんなや。ドイツから日本までストーキングすっぞ!」

「陸軍としてはその意見に反対である。」

「まあ、陸軍の気持ちはわかる。文才は天才でも軍医としてはカス。」

「だね。さて、今日のおススメは?」

「学問でもススメとくわ。」

「えー、アレ学力至上主義というか性学問説的なとこあるじゃん。学びたくても都会に行かないと学ぶ機会すらないっていう機会の不平等が叫ばれる今にふさわしいとは思えないなあ……。」

「確かに都会じゃないと徂徠豆腐もありえんか。でも、都会に行ったらサムサノナツニオロオロしちゃうね。」

「逆説的に言うと直接パトロンになるって手段もある。例えば君の。」


――――――


「ところで、お前の布団くっせえな。」

「最後まで変態ネタで終わらせるのか……。」





以上の2人の会話から直接類推される学者、文学者、思想家等の名前を挙げよ

1人につき1点、最大5点とする。




※2024年5月 近代文学が国会図書館デジタルアーカイブに大量追加されるとの報を受けて。

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