第37話 窓の外を眺めながら

 夕方の時間帯に入り、少しのんびりしています。庭の雪は解けてなくなりました。窓から空を見ますと黒雲が浮かんでいます。今日の夜更けに雪が降って、明日の朝には一面が銀世界に戻っていることでしょう。

 『第7回カクヨムWeb小説コンテスト』の募集期間が終わりました。今回の私は短編で四作品の参加となりました。ジャンルは程よくバラバラで「SF、現代ドラマ、ファンタジー」になります。特にSFには力を入れました。


『人らしく生きる』

『旅立つ前の数日間』


 この二作は共にSFになります。

 前者の作品では人間らしくありたいと願うサイボーグが登場します。各々が裕福な生活を送っています。逆に人間は過酷な生活を強いられ、今日の糧を求めて彷徨います。サイボーグと人間を対比の関係で見せて、最後に驚きの展開が……。

 後者の作品は草原に建てられたロッジが話の舞台となります。虚弱体質の少年のかたわらにはヒューマノイドの少女がいます。やや口が悪いですが、少年の世話係として活躍します。二人は数日間を穏やかに過ごします。会話は少しコミカルで、それでいて最後には……。


 作品を通して誰かの心の奥深くに届く、そのような物語になっていればと願うばかりです。短編では過去に二回、読者選考を通過しています。受賞に手は届きませんでしたが、充実した期間を過ごせました。

 今回はどうでしょう。などと今の素直な気持ちを綴ってみました。

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